テラーノベル
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??「だから、この子は僕の物なの!」
赤「何言って……」
??「みんな気付かないの?この服」
(桃に黒いフードを被せる)
青「……黒い……フード……」
黄「桃くんが……何故それを着てるんですか?」
赤「どうゆう事?」
橙「俺達が戦った日、第一部隊が全滅したんや」
青「1人の部下が、それを黒いフードがやったって」
桃「………………」
赤「桃ちゃんじゃないよ……」
??「この子がやったんだよ」
赤「嘘だっ!桃ちゃんは俺と一緒に捕まったんだもん!桃ちゃんにできっこない!!」
黄「何か言ってください!桃くん」
桃「………………」
??「言ってあげなさい」
桃「ピクッ……俺がやった」
赤「嘘だ!」
桃「嘘じゃない、俺が赤を気絶させた後、殺りに行った」
赤「じゃぁ、なんで捕まってたの!?」
桃「わざと捕まった。赤を騙す為に」
赤「っ…………」
橙「何のためなん……自分、俺らを裏切るん?」
桃「裏切ってない、俺は元々博士の物だ」
青「……ん……はっ!」
赤「青ちゃん……」
青「……え?何?どうゆう状況!?」
黄「生命力馬鹿で助かりました」
青「は?」
博士「ほう、この子のやつでここまで早く起き上がれるとは……君面白いね」
青「え?てかなんで桃くんそっちにいるの?」
橙「敵やった……」
青「え?」
橙「桃は敵やったんや……」
博士「そう、この子は君達の所に僕の目的を遂行する為に送り込んだんだ!」
青「嘘……でしょ?」
桃「嘘じゃない……」
博士「君達のBOSSを殺したかったんだよね!あとは実験材料を探してもらおうと思って、3年間ぐらい一緒にいれば油断して2,3人簡単に手に入ると思ったんだけどなぁ」
黄「酷い……」
博士「いいねぇ、その表情。僕は好きだよ」
橙「自分、最低やな」
boss「最低で結構!楽しめればいいのさ!命令だ!あいつらを気絶させて捕まえろ!」
桃「ピクッ……はい」
ーーーーーーーーー
青「っ……はぁはぁ」
赤「はぁ……もうっ……無理だよぉ……」
黄「利き手やられたっ……はぁはぁ……」
橙「まだや……まだ行ける……ゴホゲホ」
桃「………………」
boss「残念だね。大人しく僕の実験材料になったらいいのに」
赤「グスッ……桃ちゃんっ!こっちに戻ってきてよ!桃ちゃんと戦いたくないよっ!……グスッ」
青「桃くん……」
boss「だそうだよ?クスッ」
桃「………………」
赤
桃ちゃんはずっと僕等を冷たい目で見てきた。フードの中は笑うことも無く、桃くんの優しい顔でもない。感情がなくなってしまったかのように真顔で立っていた。
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まじか