翔太「ねぇ涼太…?“病院”行かない?」
涼太「…?びょーいん?」
翔太「そう」
涼太「どーして?俺何か悪いとこある?」
翔太「ううん、悪いとこないよ?ただ…さ?」
「ここ…」 スッ(腹 指差
涼太「…………あっ…」
翔太「仮にも…あの、その…だしちゃったし…念の為ね?…」
涼太「……フルフルッ!」
翔太「病院、怖いか?」
涼太「コクッ」
翔太「…俺宛があるんだ。…“メンバー”もお世話になった所、そこ行かないか?」
涼太「……メンバー“も”?」
翔太「運転、ありがとな“康二”」
康二「ええで〜。逆にこのぐらいさせてや」
翔太「うん、じゃ甘えるわ…」
涼太「ギュッ…」
翔太「涼太?寝てていいよ」 ナデナデ…
涼太「ん… 」
康二「…ほんまごめん。テンパってたとは言え、なんかこと言ってもうて。めめと一緒に謝りも行けんかったし…」
翔太「んーん、俺も涼太も気にしてないよ。謝りにこれなかったのも朝から地方だったからだろ?」
「てかお前も朝に来てたら違う意味で切れたてわ」
康二「…朝はやめとくわ。でもほんまごめん。涼太くん寝とる?」
翔太「んー…うとうとしてる笑、謝るなら後で謝りな。多分涼太なら許してくれるよ」
康二「うん…!」
康二『俺は近くのカメラ屋さんおるから。あさイチやし、個室って言ってあるから涼太くん大丈夫やで!』
翔太(康二は…本当に優しいな)
「涼太、呼ばれるまで寝てな?」
涼太「…やだ…手握って?」
翔太「……えらく甘えん坊になったな、笑」
『渡辺さーん、』
翔太「あ、よっと…涼太行こ」
涼太「うん」
『あれ渡辺くん。久しぶりだね』
渡辺「ご無沙汰してます。前はメンバーがお世話になりました」ペコッ
『いやいや笑、あの子は元気かい?』
渡辺「はい笑、メンバー全員で可愛がってますよ笑笑)
「めめはベタ惚れですねっ笑」
『それはよかった笑』
涼太「……??」
翔太「涼太、家帰ったらちゃんと教えてあげる」
涼太「??…コクッ」
『今日はどうしたんだい?』
渡辺「この子の……検査したくて…」
『うん、わかった。えーと…宮舘くん?かな』
『こっちの台に寝てくれるかな?』
宮舘「あ…ぇ……」 スッ(渡辺 後
『ありゃ…笑、怖いよね〜でもすぐ終わるよ〜』
渡辺「涼太行っておいで?」
宮舘「こわぃ……ウルウルッ…(涙目」
渡辺「うーん笑…じゃ頑張ったら、ご褒美あげるっ!それでどう?」
宮舘「ご褒美?」
渡辺「うん、だから頑張れる?」
宮舘「…コクッ」
『そー…だね、妊娠…してるかな』
『ほらこれ』
翔太「……」
涼太「…あかちゃん……」
翔太「りょうた…あの…」
(どうしよう…言葉が、詰まる……)
『…産むかい?』
翔太「っ!……それ、は…」
涼太「しょーたくん…」
翔太「…りょ…た」
涼太「翔太くんに、任せます…(微笑」
翔太「ッ…」
こんな言葉、涼太に言わせるなんて。俺は情けない男だな…
翔太「りょ…たは産みたい?」
涼太「…おれ、一回おろしてしまってる…そんな俺が産む資格があるのか、わからない…」
翔太「……」
涼太「でもね?俺は…産みたいよ…」
「前おろしてしまった子の分も、この子を愛したい…」
翔太「……俺は…」
翔太「寝ちゃったか…笑」 (姫抱
涼太「スースー…//」
康二「しょったぁ!おかえり(微笑」
「あれ、涼太くん寝てもうたんか」
翔太「うん…ほんと可愛い…//」
康二「……家帰るやろ?報告は、俺もまとめて明日聞くで」
翔太「おう…まじでありがとうな」
ポフッ…
翔太「ナデナデ…」
涼太「スー……スー…」
翔太「…ありがとう…俺の我儘聞いてくれて…」
俺達は、この子を育てる……そう決意した。
完璧な親になってみせるって…そう約束して。
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ゆり組の・・2人の赤ちゃんなんだから、それはそれはと〜ってもかわいい❤️❤️ですよね🥰
絶対可愛いに決まってます💞