テラーノベル
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※これは私の夢でしかありません
リクエストありがとう〜
朝起きたコウchは洗面台へと向かう。
kou.…は?なにこれ
鏡の前で、コウchは自分の頭に生えたふわふわの犬耳を4度見くらいし、ぺちぺちと叩いた。
kou.いたい…
本物だ。
何か、腰に違和感を感じ、体をひねって確認すると、腰のあたりから薄茶色のふさふさした尻尾がぴょこんと伸びている。
今、明らかに左右にゆらゆらと揺れている。
kou.うっそだろ…
昨日まで普通の人間だったはずだ。
風邪を引いて熱を出して寝込んで、貰った薬を飲んで、寝て、起きたらこれ。
kou.なんか病気とかあんのかな
スマホで調べようとした瞬間、洗面所のドアがガチャっと開いた。
lor.コウチャンネル〜、熱下がったか?
そこに立っていたのは、いつものように適当なパーカーを着たリオラだった。
今、彼とは付き合っていて同棲している。
kou.お前は何も見てない。わかったな?
lor.ふーん、これでなにも見てないと?
lor.こんな可愛い可愛い俺のわんちゃんになっちゃったのに?
kou.お前のじゃねーよ!てか可愛い言うな!
そう叫んでいるコウchは生えている尻尾をとても振っている。
lor.その尻尾で言われても説得力ないんやけど
lor.てか嬉しいんやな
kou.うるさいな嬉しくねーよ!
顔を真っ赤にして叫ぶコウch
尻尾はますます激しく左右に振れ始め、耳もぴくぴく痙攣している。
リオラは少し考えた後、にやりと笑った。
その笑顔がものすごく危険な予感しかしない。
lor.耳とか尻尾、触ったらどうなるんやろなぁ?
kou.え、やめて?
lor.いやコウch気持ち良くなりたいやろ?
リオラが一歩、一歩と近づく。
コウchは反射的に後ずさる。
kou.リオラさん?近づくのやめてもらって…
lor.無理に決まってるやろ、こんな可愛いコウch襲わないでどうすんねん
リオラはコウchの服を引っ張り目線を合わせる。
至近距離でジロジロと見られて、コウchの耳がぺたんと倒れる。
kou.なんだよ、怖いんだけど
次の瞬間、リオラはコウchの犬耳の付け根を、指の腹でそっと、ゆっくり撫でた。
kou.うぁっ……!?
全身が電流を走ったみたいに跳ねて、コウchは悲鳴に近い声を上げた。
ニヤついているリオラは無言で触り続けている。
kou.や、やめ……そこ、だめ…っ
lor.ここ?
リオラの指が犬耳の裏側をくすぐるように動く。
コウchは膝が笑って、その場にへたり込んでしまった。
kou.まじやめろ…っ
リオラはしゃがみ込んで、コウchと視線を合わせようと試みる。だが、恥ずかしいのか全く目を合わせてくれない。
lor.お前ホンマにかわええなぁ
kou.うるさい
リオラは満足そうな表情をし、コウchの頭を優しく撫でる。それとは反対にコウchは気に食わない表情をしている。
lor.そんな顔しとるけど尻尾めっちゃ振っとるやん、ほんと可愛い
kou.黙れってまじで
lor.てか、もっと触りたい
kou.オレはヤダ
lor.でももう下濡れてるやろ?
二人の間でしばらく沈黙が続く
kou.…もういいベッド行けばいいんだろ!?
kou.絶対気持ち良くさせろよ?
lor.もちろん♡
終わり
やっぱりr18は書けない
コメント
6件
ପ(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ଓ
おっふ
おっふッ、、、、、