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それから、いなかったダーマも含めて一緒にいることが多くなった
ンダホは俺とモトキと同じで生徒会に入っている、俺も入ってると行ったら凄い顔をして驚いていた
なんでモトキだけ記憶がないのだろう、何か理由があるのか、または偶然か
それとも話していないだけで、、、
そんなわけないよな
もう帰ろう、
あれ、俺教室に宿題忘れてる
「ごめんダーマ!!先帰ってて!」
「はーい、またな!」
やばいやばい、このまま帰ってたらあの鬼の教師に説教される
そんな事を思ってると、体育館の倉庫あたりから、声がした
しかも、とても不快な
「少しだけ、なら、」
その時、好奇心にコントロールされていた俺は、体育館を覗くという行為をしようとしていた
ちらッ、と体育館を覗くも誰もいない、だけどその声は近づいて聞こえる
「もしかして、倉庫か?」
倉庫って、悪い事を学校でするド定番の場所じゃん
でも、ここまで来たなら行くしかない
その直後
『あがッッッ、!ゲホッ、ゲホッ、』
『おい、テメェ何様のつもりだよ』
『ごめんッ、なさいッ、泣ごめ、、』
俺は考えてる暇もなかった、気づいた時には
扉は空いていた
いたのは、多分先輩のチンピラと
ぼろぼろになってうずくまっている、モトキの姿があった
「あぁ?!誰だテメェッ、」
「声、録音しましたから」
「はッ?」
「これ、学校に提出したら、あなた終わりますね」
「おい、消せよそれ」
「消さなかったら?」
「勿論、なぁ?」
「してもいいですけど、証言出来る人はもう1人いますよ?」
「なぁ、」
「、、」
「なぁッッッッッ!!!」
「2度とモトキッ、先輩に手ぇ出すなよ」
「チッ、覚えてろ!」
少しは、勇気を出せたんじゃないのか
モトキは、モトキは大丈夫なのか?
「大丈夫ですか?先輩」
俺がそう言うと、モトキは泣きじゃくって
「ありがとうッ、泣」
モトキが泣きじゃくってる姿は、正直初めて見た
それに、モトキに感謝されるのが嬉しくて、
久しぶりで、好きで、俺も泣いた
しばらくすると、安心したのか寝てしまった
俺はモトキの家に行こうとするも、どこか分からないので、急遽ダーマに聞いて教えてもらった
モトキの家に行くと、モトキのお母さんらしき人が出てきた
最初は俺がモトキを傷つけたんじゃないかと疑っていたけど、事情を説明すると、お母さんは安堵して俺に感謝をしてくれた
俺はその後、モトキの怪我の心配が頭にいっぱいあって
その日は、ぐちゃぐちゃな感情を抱えたまま寝てしまった
次の日
「マサイ!昼飯食お!!あッ、ダーマも来る?」
「マサイ!一緒に帰らない?」
「マサイ、これ手伝ってくれない?」
「お前こんなモトキと仲良かったっけ?」
「いや、俺も驚いてる」
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