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■ ナギ(主人公)
現実世界から森に迷い込み、「ゆうれい都(みやこ)」に辿り着いた11歳の女の子。
ミント色のTシャツとチェック柄のハーフパンツを着て、自由帳とえんぴつをいつも持ち歩いている。
くせ毛のボブヘアが特徴。好奇心旺盛で、なにかを調べたり書きとめたりするのが好き。
■ ユキコ
見た目はナギと同い年くらいの少女。半分幽霊、半分人間の存在。
透けるようなクリーム色のワンピースを着ていて、感情によって体の輪郭がゆらぐことも。
明るくナギに懐いているが、自分がなぜ都にいるのかを思い出せない。
都の住人たちからは親しげに扱われている。
🏘 ゆうれい都の住人たち
■ しず婆(しずばあ)
ユキコの“おばあちゃん”と呼ばれている老婆。
山の上にある薬草小屋で暮らしており、夢や記憶に詳しい。
どんな話も「前にもあったねえ」で始める癖がある。
■ カメバスさん
大きなカメの甲羅をバスにした「しぜんとバス」の運転手。
のんびりしていて、話すときはいつも途中でうとうとし始める。
都の1日が何度も繰り返されていることを知っているような素振りも……?
■ ミネとアサギ(屋台姉妹)
お祭りの日に出てくるふたりの姉妹。
ミネはツリ目でちゃきちゃき、アサギはタレ目でふんわり。
祭りの屋台を毎回違う形で出しているが、誰が作ってるかは不明。
■ ヒビキ(牛小屋の少年)
小さな角が一本だけ生えている、静かな少年。
牛の世話や野菜の畑を任されていて、ナギたちにも作業を頼む。
話すのは最小限だが、言葉はどこか詩的。
■ ムクリ(虫イベントの案内人)
昆虫のような装飾をまとった、不思議な見た目の子ども。
背中に虫取り網、服は古びた昆虫図鑑のページを巻いたようなかたち。
目はビー玉のようにきらめいていて、話す内容は少しズレている。
口癖は「虫はね、覚えてるんだよ。前に会ったことを」。
ナギに対してだけ話しかけ、ループの秘密をほのめかす。