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私
の名前は『ナオミ』。
ちょっと変わった名前だけどね。
今年で30歳になるけど、まだまだ独身よ! 結婚には興味ないわ。
仕事は、某ゲーム会社に勤務していて、主に恋愛シミュレーションを作っている部署にいるの。
いわゆるギャルゲー専門よ。
この業界では結構有名なメーカーだから、名前は知っている人も多いんじゃないかしら? 私の仕事は、シナリオ担当兼ディレクター補佐みたいなものね。
簡単に言うと、企画立案から制作までを一手に引き受けているの。
もちろん、悪いことばかりじゃないさ。
人生には、良いこともたくさん起こるよ。
だが、気をつけろ。
この世に善意なんてないぞ。
もしあるとすれば、それは悪意だ。
だから僕はいつも警戒している。
僕自身がいつ、どんな形で裏切られるかわからないからだ。……ああ、ごめんね。
君を責めている訳じゃあないんだよ。
ただ、覚えておいて欲しいだけだ。
君は今、僕の目の前にいるけれど、僕には見えないよ。
君の後ろにある空の色と同じだね。
僕は君に触れられない。
触れたら、きっと、壊してしまう。
だから、僕はこのままで良いんだよ。
ねぇ、この声は聞こえているかい?……うん、そうだよね。
聞こえるはずがないよね。
それでも、僕はずっと君に会いたかったんだ。
どんな形でも良いから、もう一度会いたいと思っていたんだ。……そっか。
そう言ってくれるだけで嬉しいよ。
ありがとう。
やっぱり、君は優しいね。でも……君が優しくしてくれる度に……僕はどんどん惨めになるよ。
どうして君は僕を選んでくれないの? 僕じゃダメなのかい? 君のことが好きなんだ。
初めて会った時からずっと。
こんなにも君を愛しているのに。
ねぇ……僕のことを見てよ。
どうして何も言ってくれないの? お願いだから何か言ってくれ! いつもみたいにさぁ!! 早くしないと、また誰かに取られちゃうだろ!? 嫌だよ、もうあんな想いするのは沢山だ!!! 僕から離れないでくれよ……!!! 僕は君を愛しているんだ……!!! 愛しているんだよッ!!! それは誰に対する言葉なのか。
貴方の言葉なのか、それとも自分の中の誰かの声なのか。
貴方には解らない。
ただひとつ言えることがあるとすれば、 きっとそれは”本当”だったということだけだ。
“本当”を信じていたかっただけなのだ。
そう信じていなければ生きていけなかったのだ。
嘘つきだと罵られても、ただ黙っていることしかできなかった。
だってそれが事実で真実だったのだから。
否定してしまえば、本当に全てが終わってしまうと思ったから。
貴方の目に映るのは一体どんな景色だろうか。
空の色は何色に見えるのかな。
灰色の雲に覆われて見えないのか、それとも青い色の空が見えるのか。
雨が降ってきたら傘を差してくれる人は居るかい。
もし居なくても濡れないように抱きしめてくれないか。
君は優しい人だけど、優しくしてくれた分以上に優しさを返せなくてごめんね。
僕の気持ちばかり押し付けてしまって、迷惑をかけてばかりでごめんなさい。
ありがとうございます。
これからもよろしくお付き合いくださいませ。
こんなにも素晴らしい世界なのに、どうして争いは消え去らないのだろう。
どうしてみんな仲良くできないのだろう。
どうしてみんな笑顔になれないのだろう。
どうしてみんな幸せにならないのだろう。
どうしてみんな苦しんでいるの? どうしてみんな辛い思いをしているの? なぜいつも同じことばかり繰り返すの? どうして誰も気づいてくれないの? こんなにも必死なのに。
なんで誰もわかってくれないのよ! そうしてまた、悲劇が生まれるのです。
この世に平等なんてものはないわ。
だって結局は運じゃない。
生まれ落ちた環境、育った境遇が全てを決めるのだから。
幸せになりたければ努力をするしかないのよ。
どれだけ惨めだろうとね。
自分の人生くらい自分で切り拓きなさい。
どんなに辛くても、自分が選んだ道でしょう? 他人のせいにするんじゃなくて、まずは自分自身を変えるべきじゃないかしら。
他人を変えることなんかできないのだし。
あなたには無理だわ。
あなたの望みは叶わない。
諦めて別の道を探せば? きっと素敵なことがあるはずよ。
もううんざり。
こんな毎日耐えられない。
早く終わってほしい。
いつまで続くの? ずっとこのままなの? 嫌だよ。
助けて。
お願い。
なんでもするからさぁ。
ねえ、なんとか言ってみてよ。
聞いてるの!? ちゃんと返事をしてよ!! ねえ、ねえったら!!! 無視しないで!! お願いします。