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炭治郎くんと離れて1日が経った
炭治郎くん…大丈夫かな…
『あっ…!』
木の奥には大きな鬼がいた
『ひっ…あっ…』
手が沢山ある鬼が1人の男の子を口に入れようとした
助けなくちゃ…!
『花の呼吸!弍ノ型!』
御影梅!
「ぐぁっ?!」
「っ…!」
『大丈夫?!』
「あ、ああ…何でっ何でっ…!」
『…?』
「何でこんな鬼が最終選別にいるんだ!大体!人を2、3人食った鬼しかいないんだぞ!」
『えっ…』
「俺はァ…人間を50人食ったからなぁ…」
『…!』
その鬼の容姿はとてもグロテスクだった
『花の呼吸!』
「水の呼吸!」
『陸ノ型!』
「壱ノ型!」
渦桃!
水面斬り!
「ぐぁぁぅぅ…」
『炭治郎くんっ?!』
「みのり?!」
炭治郎くんとほぼ同時に手鬼を斬った
こんな事ってあるんだな…
「にい…ちゃ…ん…」
『…!』
「みのり…!」
『うん…っ』
ニギ
『きっと…お兄さんに会えるから…!』
「…」
手鬼はボロボロと体、手が崩れていった
最終選別が終わるまで残り1日となった
またわたし達は別行動に移った
『あっ!カナヲちゃん!』
「…!」
カナヲちゃんは少し驚いた表情だった
『わぁ…!1つも傷が付いてないね…!凄いなぁ!』
「…ペコリ」
『あっ…!それ!』
カナヲちゃんは少し困った様子でコインを出した
『それって…コイン?とっても綺麗だね!』
「…ポイッ」
『えぇっ?!宙に投げたっ?!』
「タンッ」
『おお…!』
「…師範の元で育ちましたから」
「さようなら」
『そうなんだね!師範ってしのぶさんの事だよね?すっごいや!』
「さようなら」
『ねぇねぇ!どんな訓練をしたの?』
「さようなら」
『手鬼に出会った?』
「さようなら」
『あっ…!カナヲちゃん!』
カナヲちゃんはさようならと言いながらこの場を離れた
『また生きて会おうねー!!!』
「…うん」
『…!』
カナヲちゃんが【うん】と言った
喋った!やった!
カナヲちゃんと仲良くできそう!