「え!? アビゴールですか??」
「そうだ。アビゴールだ」
「いえ……でも……しかし……」
不意に、スターローンさんに完全に屈服させられてからのアビゴールの姿が思い浮かぶ。
ぼろんぼろんの姿で『ゼニーズ』に助けを求めにやってきたアビゴール。
その後俺の自宅に居座り、この世界の料理に完全にハマったアビゴール。
彼女は確かに言った。
『帰る場所なんてないっすよ』と。
そんなアビゴールが、今ある場所を壊すようなことをするのだろうか?
「とにかく、今アビゴールは鈴木友作のすぐ近くにいる。だから、探ってはみてくれないか?」
「探る? それは、アビゴールを監視するってことですか?」
「そうだ」
「……わ、分かりました」きっと、気のせいだとは思いますが。
そう****************************
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