「…と!」
「み……と!!」
「湊!」
湊「っは、
…はぁ~」
湊「俺寝てもうたわぁ…」
𓏸𓏸「いや全然いいよ!?寧ろ寝て!?」
𓏸𓏸「ほんとは起こしたくなかったんだけど…
明日も仕事でしょ?」
湊「やね~」
𓏸𓏸「だからお風呂は先に入ってた方がいいよって、
言おうとしたんだけど…」
と心配そうに顔をのぞき込む𓏸𓏸
心配してくれるのは有難いんやけど、
んな近づかれたら…
湊「(ちゅ)」
𓏸𓏸「!?」
キスしてまうやないか
𓏸𓏸「ななな何して!?あ、
寝ぼけてんのね!?!?焦ったぁ…何かに」
𓏸𓏸「ほらっ、
起きなって!早くお風呂言ってゆっくりしようよ…」
照れてはいるもののたじろぐ様子はない
ホストに慣れているだけある
湊「んじゃ、
風呂行ってくるわ~」
𓏸𓏸「はぁーい!ゆっくりしてよ?」
湊「ん~」
𓏸𓏸 side
焦った…
だって…いくらお酒少し残ってるとはいえ酔いは冷めてますよ!?(?)
急にキスしてくるなんて…
寝ぼけてるかお酒酔ってんのかと思ったから咄嗟にあんなこと言ったけど
あれシラフだったら顔めっちゃ赤くなってたはず…//
思い出しただけでも恥ずかしくなっちゃうし…
湊お風呂行ったし、
私も私でゆっくりしてよ~
あと、
新しく貢ぐホストも探さなきゃな~
…いや、
この際湊でいいのか
なんて思考が頭をよぎる
No.1を維持し続けたいと言っていた湊
捨てられるかお金が無くなるまでは貢いでいようと思ってたけど
捨てられて…
だから湊でいいよね!
うん!
と1人納得してソファに横になった
湊side
さっきから今日はどうやって寝るか、
が頭を占めている
いやいくらアフターするとは言え家にまで連れ込んだことはないですし…
ベッドもひとつしかないですし!?
どうするつもりなんやろ
終電も逃してもうてるし…
…一緒のベッドで寝たら正直襲うかもしれへんからソファで寝よ
そう結果付けシャワーで体を流した
軽く頭を拭いて出るとソファに横になっている𓏸𓏸
俺も疲れてるけど𓏸𓏸は捨てられたんやもんな
ベッドに運ぼうと体に手を差し入れ持ち上げる
湊「軽っ」
ちゃんと食べているのだろうか
ホストに貢ぐのに、
そのお金を貯めるのに精一杯で食事は削っているのだろう
彼女はそういう所がある
お金が足りなくなれば食費を削ればいいと
前々から注意してるんやけどな…
と何度目かの溜息を漏らしてベッドに横たわらせた
寒くないようタオルケットも掛けて…
湊「おやすみ 大好きやで」
と言って部屋を後にした
𓏸𓏸side
横になったわ言いものの中々寝付けず…
それじゃあせっかくだし湊を驚かせようと寝たフリをすることにした
暫くしてガチャ、
と脱衣所の扉が開く音がした
コメント
2件
起きてたのねぇぇぇ!!!!!!???(?