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こんにちは

くくるです

注意書きドン!

⚠️

🇷🇺🇧🇾










ロシア視点


……


特に会話は無かった。

ウククに話しかけたかったけど、アメカスもいるし、とにかく無理だ


何を考えていたんだっけ……





あ、そうだ


この、窓の外の景色の見覚えがないんだ


前は……いつも………



《過去》


「忘れ物はないか?」


「無いよ、兄さん」


「べらもないよ!」


「よし、じゃあ行くか」


そう言って家を出て、バス停でバスを待つ

バスが来るまで、ベラはミニミニ雪だるまを作り、ウククはバスの時刻表をじっくりと見ていた。

俺は、2人の弟が目を離した隙にどこかへ行ってしまわないように、その様子を緩く眺めていた。


バスが来ると、必ずベラが一番最初に乗りたがっていた。

と言っても、バスの段差を1人で超えることが出来ないので、ウククと一緒に乗っていたが。


俺たちは、いつものように、後ろの方にある広めの席に3人並んで座った。




「そー……そびえと!」


「と、……トルクメニスタン」


「……ん?おいウクク、しりとり終わったんだが」


「うー……うずべきすたん!」


「え????」


「ふふっwww」


「おい、ベラ?」


「なぁに、にいさん?」


「今のはどういうことだ?しりとりは終わったろ?」


「うずべきすたん!(((パァァァ❁**(⸝⸝⸝ˊᗜ​ˋ⸝⸝⸝)❁**」


「……あー、そうだな(諦め)」


「ウズベキスタン好きなの?」


「ふつう」


「普通なのwwww」


「にいさんと、うくくのほうがすき!」


「そっか〜((ニコ(˶ ´ ᵕ ` ˶)」


「……あっそ」


「兄貴冷たくない?ベラ泣いちゃうよ?」


「べらないちゃう」


「あーもう!ハイハイ嬉しいですよ、コレで良いか?!」


「許してやろう」


「やろう!」


「はー……ったく」


俺にとって2人は、大切で可愛い弟

それは、今もこの時も、ずっと変わっていないはずだ


ずっと、ずっと


……


___


__き


_


「兄貴!」


「……?!」


「やっと起きた……ほら、着いたから行くよ」


「なんだよー、寝不足か?まぁ、お前の様子見りゃ、そうなんだろうけど」


「……うるせ」


バスを降りると、あの時の風景が目の前を通過して行った。

気づけば、俺の足は勝手に動きだしていた。


「あ!おいロシアー!」


「置いてくなよバカ兄貴ー!」


後ろからそんな声が聞こえたので、立ち止まって振り返る。


昔は、ベラとウククに同じようなこと言われたな


『あ!ねぇにいさーん!!』


『置いてかないでよ兄貴ー!』


んで、俺は


「…わるい、ちょっと速かったな。ゆっくり行こう」


こう言うんだ。

あぁ、そうだ。


思い出してきた


「…は……えっ?」


ウククは目を見開いて驚いていた


アメカスもその隣で同じような表情をしていて、俺自身も訳が分からなかった。


「なんだ、その顔」


「いや……お前も、そんな風に笑えたんだなって……」


「あ?」


「……なんだか、前の兄貴みたいだった」


「……そうかよ」



久しぶりに、他愛のない会話を交わしながら、ゆっくり歩き続けると


「あ、あのトンネル」


懐かしいトンネルを見つけた

この作品はいかがでしたか?

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コメント

9

ユーザー

今一気読みしててよぉまじでさぁぁ!!!なんかっ、辛いよ?辛いけどなんか好きなんですよぉぉ!!なんっつーかこの雰囲気というかぁぁ!!!

ユーザー

うッ!!私のライフが! どっか行っちゃったわ!? すっごい良かったですわ(*^^*) 続き楽しみに待ってますわ!!

ユーザー

ひゃぁぁ!!ロシアが昔の思いでを、たどって行くの好きすぎる!!!!それで昔のベラちゃん達との会話が、会話が平和すぎて、溶ける!!!!ありがとうございます!!!心が幸せです✨

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