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今一気読みしててよぉまじでさぁぁ!!!なんかっ、辛いよ?辛いけどなんか好きなんですよぉぉ!!なんっつーかこの雰囲気というかぁぁ!!!
うッ!!私のライフが! どっか行っちゃったわ!? すっごい良かったですわ(*^^*) 続き楽しみに待ってますわ!!
ひゃぁぁ!!ロシアが昔の思いでを、たどって行くの好きすぎる!!!!それで昔のベラちゃん達との会話が、会話が平和すぎて、溶ける!!!!ありがとうございます!!!心が幸せです✨
こんにちは
くくるです
注意書きドン!
⚠️
🇷🇺🇧🇾
ロシア視点
……
特に会話は無かった。
ウククに話しかけたかったけど、アメカスもいるし、とにかく無理だ
何を考えていたんだっけ……
あ、そうだ
この、窓の外の景色の見覚えがないんだ
前は……いつも………
《過去》
「忘れ物はないか?」
「無いよ、兄さん」
「べらもないよ!」
「よし、じゃあ行くか」
そう言って家を出て、バス停でバスを待つ
バスが来るまで、ベラはミニミニ雪だるまを作り、ウククはバスの時刻表をじっくりと見ていた。
俺は、2人の弟が目を離した隙にどこかへ行ってしまわないように、その様子を緩く眺めていた。
バスが来ると、必ずベラが一番最初に乗りたがっていた。
と言っても、バスの段差を1人で超えることが出来ないので、ウククと一緒に乗っていたが。
俺たちは、いつものように、後ろの方にある広めの席に3人並んで座った。
「そー……そびえと!」
「と、……トルクメニスタン」
「……ん?おいウクク、しりとり終わったんだが」
「うー……うずべきすたん!」
「え????」
「ふふっwww」
「おい、ベラ?」
「なぁに、にいさん?」
「今のはどういうことだ?しりとりは終わったろ?」
「うずべきすたん!(((パァァァ❁**(⸝⸝⸝ˊᗜˋ⸝⸝⸝)❁**」
「……あー、そうだな(諦め)」
「ウズベキスタン好きなの?」
「ふつう」
「普通なのwwww」
「にいさんと、うくくのほうがすき!」
「そっか〜((ニコ(˶ ´ ᵕ ` ˶)」
「……あっそ」
「兄貴冷たくない?ベラ泣いちゃうよ?」
「べらないちゃう」
「あーもう!ハイハイ嬉しいですよ、コレで良いか?!」
「許してやろう」
「やろう!」
「はー……ったく」
俺にとって2人は、大切で可愛い弟
それは、今もこの時も、ずっと変わっていないはずだ
ずっと、ずっと
……
___
__き
_
「兄貴!」
「……?!」
「やっと起きた……ほら、着いたから行くよ」
「なんだよー、寝不足か?まぁ、お前の様子見りゃ、そうなんだろうけど」
「……うるせ」
バスを降りると、あの時の風景が目の前を通過して行った。
気づけば、俺の足は勝手に動きだしていた。
「あ!おいロシアー!」
「置いてくなよバカ兄貴ー!」
後ろからそんな声が聞こえたので、立ち止まって振り返る。
昔は、ベラとウククに同じようなこと言われたな
『あ!ねぇにいさーん!!』
『置いてかないでよ兄貴ー!』
んで、俺は
「…わるい、ちょっと速かったな。ゆっくり行こう」
こう言うんだ。
あぁ、そうだ。
思い出してきた
「…は……えっ?」
ウククは目を見開いて驚いていた
アメカスもその隣で同じような表情をしていて、俺自身も訳が分からなかった。
「なんだ、その顔」
「いや……お前も、そんな風に笑えたんだなって……」
「あ?」
「……なんだか、前の兄貴みたいだった」
「……そうかよ」
久しぶりに、他愛のない会話を交わしながら、ゆっくり歩き続けると
「あ、あのトンネル」
懐かしいトンネルを見つけた