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ころね「ん〜…ん”!?////」


画像 もらる「おはよ、ころ。」

ころね「な、なんでごしゅ…お兄ちゃんがこぉねの部屋に!?///」

もらる「ここはころの部屋じゃなくて、僕の部屋。居てもおかしくないでしょ?」

ころねの恥ずかしさで真っ赤になっている顔を横目に起き上がってお出かけする準備を始める。

もらる「えっと…ころ…僕、着替えるから‥ころも自分の部屋戻って着替えてきな」

ころね「へぁ!?///は、はいぃい!!////」

ころねはものすごい勢いで自分の部屋に逃げるように去っていった。


―――それから約50分後、ころねと僕は一階のリビングでご飯も食べ終わってテレビもつけずに机越しに対面していた。


…ころねの方はさっきのことが気になってて仕方ないようだった。

画像

もらる「えーっと…ころねさん…そこまで黙られるとこっちもものすごく気まずいんですが…」

ころね「………」

もらる「もうそろそろ、機嫌直してよ〜…まあ、あのまま添い寝しちゃったのは僕のせいですけど…」

ころね「………」

これは…最終手段を使うしかないか…と思いながら椅子から立ち上がってころねの横に座った。

もらる「ころ、こんな事するのころ”だけ”だからね?」

そう言うところねは目を丸くして僕の顔を見上げた。それと同時に右手をころねの頭の後ろに回して引き寄せる。

次の瞬間、ころねの頬に静かにキスをした。唇を離し、ころねの横の椅子に再び座ってふと彼女の顔を見ると、ゆでダコのように頬を赤く染めていた。

ころね「!?!?!?//////」

もらる「ふふっ機嫌直った?あ、直ってないならもう一回しよっか?」

ころね「な、直った!//直ったから顔近づけないだでな!!///」

もらる「照れてる〜」

ころね「て、照れてない!//」

もらる「でもかわいいよ?」

本心からの言葉を言いながら頭を撫でる。…なんかこっ恥ずかしい…

もらる「…っていけない!💦もうそろそろ出ないと電車間に合わない💦ころ、行くよ!」

焦ってころねの手を掴んで玄関を飛び出す。…無意識に顔を笑みで綻ばせて


駅内のアナウンスと共に電車のドアが閉まる。何とか間に合ったことにほっとしながらころねに目を回すと、ものすごく眠たそうだった。

もらる「はぁーー…何とか間に合ったね、ころ。…ころ、眠たい?眠たいなら寝ていいよ、着いたら起こすから」

ころね「うん…」

ころねはそう返事した次の瞬間、彼女はもう寝ていた。それだけだったら良かったんだけど、約5分後ころねの頭が肩に乗っかっていた。横のころねの顔を見ると頬がぺっちょり餅のように潰れていた。彼女と触れている所から彼女の体温が移ってくる(感じがする)。その事を理解した瞬間、頭が回らなくなる。

もらる「チョットマッテコレハドウイウジョウキョウ?」

癒月「あれ?もらるくん?ってどうゆう状況?これ…」

もらる「あれ?ゆずちゃん、どうしてここに?」

癒月「私はちょっとそこまで…えっと、もらるくんはころねちゃんとお出かけ?」

もらる「うん。デパートまで行こうかなって」

癒月「ふ〜ん…あ、私ここだから、じゃあね〜」

もらる「うん。行ってらっしゃい」

癒月「うん。行ってくる。それに、恨みは買いたくないしね〜」

もらる「へ?」

癒月は意味ありげにそう言って駅に降りた。((もらるくんは結構鈍感です。by主

ころね「……お兄ちゃん。」

もらる「あ、ころ。起きたの?まだ寝てていいよ」

ころね「……うん」


「まもなく、桜丘〜桜丘です。」

もらる「ころ、もうすぐ着くから起きて〜」

ころね「ん〜…」

呼びかけると横にいる子犬は眠たそうにまぶたを擦りながら元々座っていた姿勢に戻す。その間、もらるは違うことを目で追っていた。

もらる「………?」

…なんだろう。今日はいつも来る時よりも能力者の気配が濃い感じがする…しかもちょっと嫌な感じだ…何なかったらいいけど…

ころね「お兄ちゃん、ここ?」

もらる「…うん、そうだよ」

なんとか笑顔をつくって目的地のカフェに向かう。


―――カフェに入って約30分、窓越しに”能力者(スキラー)”の気配を探っているんだけど、やっぱりどうも不穏な気配が多い。まるで、テロでも起きるんじゃないかってくらいの不穏な気配が濃く感じられる。

ころね「…なんかお兄ちゃん顔怖いよ?」

…どうやら気配を探るのに集中しすぎていたらしい。

もらる「ん?あー、ごめんちょっと考え事。」

心配させないように適当に嘘をついて誤魔化そうとすると…

ころね「嘘でしょ?」

もらる「…へ?」

ころね「だから、今の嘘でしょ?」

もらる「…なんでそう思うの?」

ころね「だって、お兄ちゃんの周りに”嘘の風”が吹いてるから」

ころねがそう行って瞬間に僕の頭の中にある一つの可能性が出てきた。

もらる「ころね…風が見えるの…?」

ころね「え?うん!…そういえば、さっきからひっきりなしに怖い風が吹いてる...」

…確定だ。ころねには『風詠(かざよみ)』というスキルがある。『風詠』はたしか風を可視化してその風の色や温度、強さなどで対象者やその他のことが色々わかるというスキル。…しょうがない、ここはころねに力を貸してもらおう。

もらる「ころね、その風に殺意とか憎しみはある?」

ころね「さつい?はわからないけど、憎悪はあるよ」

…憎悪、か。恐らくとは思っていたけど”あの人達”かもな…

もらる「ころ、今から僕はハルと電話してくる。ここでいい子に待っててね」

ころね「わがった!(´~`)モグモグ」

…まあ、この調子だったら席は立たないな、と思いつつお手洗いまで行き、ハルに電話をかける。

春樹『…あー、もしもし〜』

もらる「ハル、急で悪いけどデパートのカフェ来てくれる?」

春樹『おお…そりゃまた急な…どったの?』

もらる「…もしかしたら”全面戦争”になりかねない、ころを守って欲しい」

春樹『!わ、わかった!スキル使ってすぐ行く!』

もらる「…ああ、頼む」

と、短く応答して電話を切る。その瞬間にいつでも戦闘が開始されてもいいように”借り物のスキル”を使用する。

外の風景はまるで地獄の始まりを告げるように小鳥がさえずり、花が咲きほこっていた。

びしょ濡れ子犬を助けたら美少女でした。

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