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「なぁ」

「なに?」

「俺がさお前に声掛けた日覚えてる?」

「え?あぁうん、 」

急に言うからなんだと思ったら思い出話か

今話すことなのだろうか

「そん時さ俺お前に今度からここで絵書けって言ったよな」

「えっ」

「たしかにそんなこと言ってたようなぎがする」

「は?気がするってお前もしかして忘れてた?」

「うん」

「まじか」

忘れてたのは事実だった言われたあと急に屋上に連れて行かれてびっくりして会話の内容が頭に入ってこなかったからだ

「ごめん」

「いや、別に」

右京くんは何故かそっけなく言った

「じゃあ今日から放課後ここにこい!忘れてたとかなしな!!」

「うん、わかった」

さっきのそっけなさはどこに行ったのだろうもしかして右京くんは謝られたことがないのか?いやそんなことは無いだろう人間は生きていたら1回は謝られる

そんなことを考えながらもくもくと絵を描いていると昼休みの終わりを告げるチャイムがなった絵も途中だったがどうせ放課後来るからと続きは放課後描くことにした。

「右京くんチャイム鳴ったよ」

右京くんは私が絵を書いている時寝てしまった

この呑気なヤツめ

チャイムで起きるかと思ったら全然起きなかったしこのまま寝かせておく訳にも行かないから私は起こすことを選択した。

「あ〜?」

「チャイム鳴ったよ」

「なんで? 」

「は?」

今わかった右京くんは寝起きだとバカになる

「右京くん昼休みが終わったのだから起きて?」

「、、、お、、う」

この人絶対起きる気ないじゃん

「起きないと置いてくけどいい?」

「なんで?」

「置いてかれたくないなら起きてよ」

「無理」

「は?」

ダメだ、なんかだだこねる子供を相手にしてるみたいで疲れる

「はぁ、置いてこ」

悩みの末絶対無理なので置いてくことにした。

一緒にいる時は右京くんを絶対寝かせない私はそう誓った

君の声が私を救ったんだ

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