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きんとき「ウッ…」
短剣が突き刺さった部分はジュウウと音を立て、きんときは苦しんでいるようだった
???「あんた大丈夫か!?とりあえず逃げるぞ!こいつは上位の悪魔だ!」
助けてくれた人に腕を引っ張られ、この場から逃げられた
きんとき「…あーあ。”祓い屋”が来たか」
「…また会いに行くからね…♪」
~???の家~
スマイル「…ッ。」
???「待ってろ。今手当てするから」
そう言って、先ほど噛まれた所を手当てしてくれた
スマイル「あの…ありがとうございます」
???「礼はいいよ。それより危なかったな」
スマイル「はい…。あの、あいつは人間…なんですか?」
???「…あいつが見えたのか?」
頷くと助けてくれた人は迷いながらも覚悟を決めたように話し始めた
???「あいつは”悪魔”って言って、人間の事を殺したり食ったりする。…俺の家族も悪魔に殺された」
「だから悪魔が見える奴は祓い屋になって悪魔を殺して欲しい。人手が足りない」
スマイル「…」
まるで映画のような作り話だ。
だが、俺の身に起こったことがこれは現実に起こっていることだと突きつける
???「…もちろん強制はしないよ。普通の生活に戻っても良い」
この事実をしったうえでいつも通りの暮らしは出来ないだろう。それに…
スマイル「…俺の両親は行方不明になり、数ヶ月後、変死体となって発見されました」
「…これも、悪魔が関わっていると思いますか?」
???「…悪魔は人を弄ぶ。断定は出来ないが、可能性は高い」
スマイル「…なら、祓い屋になります。両親の敵を討ちたい」
???「…分かった。辛い道になるけど、一緒に頑張ろうな」
「俺は霧鮫 社家(きりさめ しゃけ )。周りからは”シャークん”って呼ばれてる。お前は?」
スマイル「須磨 恵(すま めぐみ )。周りからはスマイルって呼ばれてる。」
シャークん「スマイルね。よろしくな」
スマイル「うん。よろしく」
シャークん「じゃあ俺の相棒も紹介するよ。」
シャークんは右手を前に出し、目を閉じる
シャークん「”きりやん”」
名前を呼ぶと、シャークんが身に付けていたブレスレットが黄色く光り、
金色の髪に着物の様な服を着た人が姿を現した
きりやん「こんばんは~。シャークんの使い魔のきりやんで~す」
「話はずっと聞いてたよ。よろしくね、スマイル」
スマイル「…あ、よろしく。」
シャークん「まぁ、良い呼び方が無いから使い魔って呼んでるだけで魔物ってわけではないよ」
スマイル「へぇ…」
シャークん「詳しい事は明日説明するよ」
スマイル「わかった」
シャークん「今日はここに泊まって良いよ。さっきの悪魔がまだいるかもしれないし」
スマイル「わかった。ありがとう」
シャークん「気にすんな。俺も仲間が増えて嬉しいし」
きりやん(…俺完全に空気なんだけど)
こうして俺の新しい日常が始った