テラーノベル
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※つづき
※🐷🍆のターンはまだまだまだ続く
※短めのお話
※SNS含むシェア🆖
※作者の妄想ネタです
※ご本人様無関係
※獣人と半獣と人間が共存する世界線※
ゲームスキンが動物の方はそっち側判定しつつ
書いていきますご注意を
※セリフだけ多し
※言葉って難しい
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ドクッドクッドクッ……
静かな部屋に俺の心臓の音が響いているような気がする
口から漏れ出る声は言葉になってない音だけで
「ぁぁあーーーッ…」と長く悲鳴を上げた
俺の片想いが意外なカタチで相手に伝わってて
それが今もなお…自分の意思で止めることができないままダダ漏れてるわけだろう???
もう、どうしたらいいんだよっ…
MENもどこか気まずそうな、苦しそうな…嬉しそうな…言葉を詰まらせた声を上げてるし…
どうしたら良いんだよぉおおおお…ッ!!!
顔に集まる熱が冷めることは無くて
頭から湯気でも出てんじゃねぇか??
そんな、錯覚すら起こしてしまう
でも、何か言葉を紡がないと…俺たちはずーっとこの状態だ
MENはフローリングを、俺は天井を
見たまま、見上げたまま…無駄に時間が過ぎるだけだっ
「……ッめ、めん!!!」
意を決して俺はMENの方に身体を向けた
「…お、おれの…匂い…今も…その…」
「…めっちゃ出てます…ありえんくらい…甘い匂いが……」
「…ッ!!!」
クッツソ恥ずかしい
自分でわかんねぇから尚更恥ずかしいッ
甘い匂いってなんだよっ!!俺ッ
「…ぼんさん…」
「な、なに…」
「俺……いや、えっと…この甘い匂いって…もしかして…その……」
−−−俺の事、良いなぁ…とか、スキだ、なとか…思ったりしてま……すか?−−−
チラリと真っ赤な顔のMENが俺を横目で確かめてくる
その目は自信なさそうで違ったらどうしよう…と訴えかけてくるような 何とも言えない表情で
不覚にも俺はその顔が「可愛い」と思って…
「…ッかっ……ッ!!!」
ッあぶね…思わず声に漏れるとこだった…ッ
ぐっと両手で口を覆ってあふれる前に堰き止めた
「ぼんさん?……」
MENが俺と向かい合うように身体を起こして体勢を整える
「ッ……」
俺はMENへの気持ちを言葉にしようと口はパクパクと動くけど
声が出ない、 喉のそこまで来ている「好きだ」って言葉が何かに引っかかっている
(…なんで、なんで…でてこねぇんだよっ…俺ッ…たった三文字…声にするだけなのに…こんなにッ)
下唇をギュッと噛み締めて…MENを見つめた
視線がぶつかるとMENは優しい声で
「…ぼんさん」
と、俺の名前を呼ぶ
その声に俺の心臓はまた一段と早くなって呼吸が少し荒くなる
未だに何も言わない俺にMENは
「…やっぱり俺の…」
悲しそうな顔でポツリと何かを言いそうになる
俺は慌てて、違う!そうじゃない!!間違ってないッ!!!!
自分では言葉にしているつもりだった…声に出して訴えてるつもりだった……
だけど…先に出ていたのは
MENを抱きしめる…行動の方だった…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ぼんさんの匂いがすぐ近くで感じ取れる
全身から…なんて甘い匂いさせてんだ…この人
ギュッと回された腕は俺の身体を全部包み込むことが出来なくて
一生懸命、背中の服を掴んで抱きしめてくるぼんさん
そんな行動に俺は、ぁあ…これが”愛おしい”って感情なんか…
と、改めて知る
俺の胸に顔を埋めて…そこから伝わる熱い熱が俺自身の体温も上げていく
「……め、めん」
くぐもった声で俺の名前が聞こえて
そのまま…ぼんさんは喋りだした
「…おれ、…………俺………MENの事が……す、き……だ…」
背中に回されていた、ぼんさんの手が俺の胸元に置かれた
少し空間が出来てぼんさんの声がさっきより少し聞き取りやすくなる
「………でも、俺…男だし…背もデカいし…可愛くないし…人間だし……MENへの気持ち…最初気付けてなくて…なんかモヤモヤしてて……」
…
ぼんさんも不安なんだ…
匂いがコロコロ…コロコロと入れ替わって
不安定だ…
「……ぼんさん…顔、あげれますか?」
「無理っ!!」
即答…かいな
「少しでも?」
「無理ッ…!!!」
頭をグリグリとして全力の拒否
…んー…困った
「俺、今絶対情けない顔してる…だから、無理ッ…顔あげれねぇよ…」
「……ぼんさん、俺も同じだと思いますよ??」
「いや!!俺の方が、ぜっっったい!!情けない顔してるッ…」
ふわふわのぼんさんの髪の毛からチラッと見える耳は
真っ赤に染まってて
胸元に置かれた手は俺の服をギュッと掴んで離さないし…
ホントに可愛い人っすね…
「ぼんさんッ…」
俺は空いた両手でぼんさんの事を抱き寄せた…
「ッ…!!」
「俺ね…ぼんさんの事がほっとけないんすよ…ぼんさんが体調崩した時…この人死ぬんじゃねぇか?ってめちゃくちゃ心配して…それから、ぼんさんの匂い…嗅いでたりしてたんすよね笑」
「…ッはっ!?マジッ」
(あ…やっと、俺の方見てくれた…)
「怒らんでくださいよ?…健康チェック的なやつだったんで」
「おまえなぁあッ…」
(…真っ赤な顔がさらに赤くなってんなぁ……)
「まぁまぁ笑……で、少ししてからぼんさんから甘い匂いがするようになって、何の匂いなんだろうって…今まで嗅いだことのない匂いだったし、めちゃくちゃ気になったんすよ…」
「……ッ…」
(ぼんさん……何とも言えない顔してる……)
「…俺が倒れた日、その日の夜、次の日…ずーっと甘い匂いがしてて…それが心地よくて、安心出来るというか…ずーっと嗅いでいたいなぁ…って…」
「…MEN…今は嗅ぐなよっ!!」
(あ、怒っちゃうか〜…まぁ…でも、そんな顔も可愛いっすね……)
「いやぁ…呼吸しないと流石の俺も死ぬんで無理っすよ?」
「…ッ匂いを嗅がずに呼吸しろ!!!!」
「無茶言わんでくださいよw」
抱きしめられたまま、ぼんさんが俺の背中をバシバシと叩いてくるけど 照れ隠しなんだろうな…全然力が入ってないっすね
「ねぇ、ぼんさん…俺って…俺自身と俺に向けられる”好意”っつーか…思いを読み取るのがどーも苦手みたいで…最近まで全然気付かなかったんすよ……」
「………」
「この気持ちは何だろう?…って……
なんで、ぼんさんから甘い匂いが俺と居る時にだけするんだろう??
…なんで、ぼんさんは俺と居るとこんなに真っ赤になってんだろう? ……なんで、俺はぼんさんの事となると周りが見えなくなるんだろう?って ……」
「ぅっ……」
「でね…俺、気づいたんですよ…俺の気持ち」
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MENから言われる言葉はどれも俺の心をギュッと甘く苦しめてきて
俺の中で淡い期待が募ってしまう…
「でね…俺、気づいたんですよ…俺の気持ち」
答えが聞ける
MENのハッキリとした思いが聞ける
そう思って俺はMENの目をジッと見つめた…
けど、言葉とは違って
MENの表情はどこか曇っていて
眉をひそめて何か言いにくそうな顔をしてる
まさか、ここまで来て…全然違うのか?
俺の自惚れなのか…
不安になって…思わず名前を呼ぶ
「…め、ん……?」
その声に、MENはピクッと反応して
深呼吸を一つした後
俺の目をジッと見つめて
「………ッ…俺の気持ちには気づいたんっすけど……今、それをぼんさんに伝える事は出来ないっす」
は……?
時が止まったような感覚ってこんな感じなのか…
MENの言ってる言葉が理解できない…
ここまで来て?
この流れで??
言えないって…どうして…
「なんで………言えないってなんだよっ!!!…」
「…ごめん、ぼんさん」
幸せな気持ちは一気に叩き落とされる
さっきまで甘く苦しめていた心は
今はただ…苦しく重いモノに変わってしまった…
「ぼんさん…俺…この気持ち伝えるためにはッ…、片付けなきゃならない事があるんっすよ…」
「……なんだよ、それ………」
「俺の我儘です……ッ…ホントにすみません…でもッ…!! 」
「それが片付いたら、もう一度…俺に時間をください…」
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コメント
8件
🐷はちゃんと問題を終わらせて、まっさらで🍆さんに向き合いたいんだよね😭なんて純…✨✨

🍌さんに🐷さんは終止符を打つ。そして🍆さんに思いを伝える。
こっそり読んでおりましたが、初めてコメント致します。自分の気持ちに向き合うために、(多分)おんりーの気持ちに向き合う為に行動するmenが素敵です。 ただ、それでまたおんりーがおらふくんに甘えたら、それはそれでおらふくんはそれでいいの?って気持ちになってしまうおんおら推しの私です。 おらふくんに幸せになって欲しいと思いつつ、最後までみんなの幸せを願っております。