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駿佑×○○
きっかけは、共演者さんからの差し入れだった。差し入れに頂いたイチゴ大福。甘酸っぱくて、でも甘くて。1個食べた途端に虜になった。
店を調べてみると少し隠れ家っていう雰囲気のお店で、行ってみようと思った。
駿「こんにちは〜、」
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
駿「1人です」
「こちらのお席でも大丈夫ですか?」
駿「ありがとうございます」
芸能人だと分かってか、奥の席に案内される。
「ご注文お決まりになりましたらこのボタンでお呼びください。テイクアウトのメニューはこちらになります。」
駿「ありがとうございます」
おすすめのミニパフェと、季節ごとに変わる団子をこの後会うメンバーにお土産で買っていこうと、呼びボタンを押す。
「ご注文お決まりですか?」
駿「あ、えっと、このミニパフェと、テイクアウトで季節替わりの団子を6個お願いします」
「ミニパフェと、テイクアウトでお団子6個でよろしいですか?」
駿「はい。」
「少々お待ちください」
「お待たせしました、ミニパフェです。お会計時にテイクアウトの品お渡しするので、お会計時にこちらの紙もお渡し下さい」
駿「分かりました」
駿「本当にお一人でやられてるんですね」
「そうですね、忙しい時にはヘルプで来てもらうんですけど、基本1人です。」
駿「あ、もし良ければインスタ用に写真撮っても、、」
「お店が特定されないようにしてくださったら大丈夫ですよ」
駿「ありがとうございます」
「いえ。」
駿「あの、芸能人の方もよく来られるんですか?」
「そうですね、、あ、道枝さんの先輩方がよく来られます。」
駿「先輩?」
「二宮さん、菊池さん、山田さん、は撮影後によくいらっしゃいますよ。」
駿「なるほど。」
「あと、れ、、ん”ん”…永瀬廉さんとか。」
駿「なるほど。」
駿「あっ、すみません、お仕事中なのに長話を、、」
「いえ。お話出来て楽しかったです」
「それではごゆっくり」
大「うわ!美味!!」
謙「うまー!!!」
和「これどこの!?」
駿「教えないです。w」
和「何でよ〜!!」
駿「でも結構常連の先輩いるみたいですね」
和「だからどこ〜!!?」
駿「こんにちは〜、」
「あ、いらっしゃいませ。」
二「あれ、みっちーじゃん」
駿「お疲れ様です!」
菊「みっちーも常連?」
駿「いえ、僕は2回目で。」
山「そうなんだ、でもきっと常連になるよ。」
二「○○ちゃん優遇してくれるしね〜」
「そんな優遇した覚えありません」
菊「えぇ〜??」
ほんまに常連なんやろな、打ち解けてる。
山「みっちーもここ来る?」
お隣りを誘ってもらう。
駿「いいんですか、じゃあ失礼します」
二「何頼む〜?」
菊「俺らはね、プリン食べたよ〜」
山「みっちー、前回何食べたの?」
駿「ミニパフェです。」
二「あー、ミニパフェも美味しいよね。」
菊「でも今日のおすすめはプリン!出来たてホヤホヤだよ〜」
駿「じゃあプリンにしようかな」
菊「はーい。じゃあ○○ちゃん、プリン2個!」
「はーい」
山「あ、3つで!」
二「じゃあ4つー!」
「はーい!」
山「ほんと○○ちゃんよく働くね」
菊「ほんとですよね〜」
駿「あの、皆さんは奥の席じゃないんですか?」
二「あー、最初の頃は奥の方案内されてたんだけど、だんだんね。こっちの方が作業工程見れるから好きなのよ。」
駿「なるほど」
菊「あと、めっちゃいい匂いする。」
駿「たしかに。w」
山「それにしてもみっちー、よくここ見つけたね」
菊「たしかに。」
駿「差し入れでここのイチゴ大福頂いて。」
二「あら。それ絶対○○ちゃんに言っちゃダメよ」
駿「あ、わかりました。」
菊「絶対嫌な顔しますよね」
山「するねぇ。」
「はい、お待たせしましたプリン4つです」
二「ありがと〜」
「はーい」
菊「じゃ、ニノさんごちでーす」
二「…はい?何も聞こえないなぁ」
「あ、お客さん来られます」
山「誰?」
「一般の方です」
二「はーい。」
山「みっちー、移動しようか」
駿「え?移動って、」
菊「こっち。」
着いていくと、この前の奥の席のまた奥。ドアを開けると、部屋。
駿「ここは、、」
菊「ここ○○ちゃんの部屋ね」
駿「えぇ!?」
二「一般のお客さんが来たら、騒ぎにならないように俺ら部屋に押し込まれるの。」
駿「なるほど、?」
「すみません、終わりました」
二「あれ、はやかったね」
「テイクアウトのお客さんでした」
山「もうここ居ていい?」
「もちろん。」
?「こんにちはー!」
「この声、、」
?「あれ、○○ー??おらんのー??」
よく聞いたことのある声。それに関西弁。
「はいはい、待って!」
「すみません、面倒の相手してきます」
菊「行ってらっしゃーい」
駿「あの声って、」
二「永瀬廉だろうね」
山「ほんと、仲がいいのか悪いのか。w」
菊「仲良しカップルで微笑ましいじゃん」
駿「え」
二「あ、、もしかして○○ちゃん好きだった?」
駿「え、、2人、、」
山「ちょっと!2人とも、みっちー可哀想!!」
二「あはは、ごめんごめん。いとこだよ。」
駿「何だ、、いとこ、」
山「もー、これは風磨が悪いわ」
菊「ごめんねみっちー」
駿「いえ!」
二「よし!じゃあ風磨の奢りで!」
山「あざーす」
菊「えぇ〜! 」
コンコン
廉「あれ、何か1人増えとる。w」
駿「廉くん。お疲れ様です」
二「お疲れ〜」
廉「お疲れ様です。ちょっと入れてもらっていいですか?」
菊「どうぞー」
駿「あの、、廉くん、差し入れ、、」
廉「あー、美味かったやろ?」
駿「いや、、はい、うん、え、大丈夫なんですか?」
廉「あ、○○に言った?もしかして。」
駿「いや。」
廉「良かった〜、、バレたらマジで怒られるからなぁ、、」
山「じゃあ何で?」
廉「○○がみっちータイプって言ってたからもしかしたら来てくれんかなーって。」
二「じゃあみっちーまんまとその策に引っかかったんだw」
菊「あれ?○○ちゃんみっちータイプなの?」
廉「はい。」
山「よかったじゃん」
廉「あれ、え。そういう感じ?恋のキューピット成功した?もしかして」
「…廉」
廉「…うわー、後ろ向きたくないなぁー」
二「般若の顔してる。」
「誰が般若ですか」
「廉、10回分のお皿洗いよろしくね??」
廉「はい、」
山「頑張れーw」
二「みっちーいけ!」
駿「え!今ですか!?」
駿「あの、、また、来てもいいですか、」
「え、あ、もちろん」
菊「ひゅー!甘酸っぱいねぇ〜!」
「菊池さんうるさい」
山「顔真っ赤w」
この甘酸っぱい恋が実るのはそう遠くない