テラーノベル
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しばらくして目を覚ますと、自分に影がかかっていることに気がついた。
見つめられている気がする。ものすごく視線を感じる。
「死んでる?」
若い。多分同い年くらいの男性の声。おもわずぴくっと反応してしまった。
「…『汝、息吹の命に従え。姿を表せ。月兎』長老〜」
何かを唱えた。げっとってなんだろう…とか考えていると後ろから答えが返ってきた。
「大変申し訳ございません。息吹様……おや、八咫烏の主人様でしたか。」
高いけど落ち着いている。心地いい、温厚そうな男性の声。いまこの森には私しかいなかったはずなのに、別の人の声が聞こえる。
「なぁ、この子なに?死んでんの?」
「いえ、ただお眠りになっているだけかと…」
「ふーん、人間…?なんか微かに妖力感じるけど」
「えぇ。妖刀家のお嬢様でございます。」
「違います」
おもわず応えてしまった。
コメント
1件
うわああ新作の続き読めたよ〜!!🥹💕 目覚めたら声かけられて、しかも「月兎」って呪文唱えたら別の声が返ってくるとか世界観に引き込まれすぎ…!!「妖刀家のお嬢様」って呼ばれて思わず「違います」って否定するところ、主人公のキャラ一瞬で掴めた気がする〜!まだ謎だらけで続きが気になりすぎるよ…次話待ってるね✨
瀬名 紫陽花
24,605