テラーノベル
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涼太 side
朝早くからお弁当作りで寝不足の俺は、帰り道の車内でいつの間にか寝てしまった。翔太から肩を揺すられるまで気づかない程に爆睡していた。
翔太💙『起きて着いたよ。ねぇ涼太////』
涼太❤️『どうしたの?そんなに顔赤くして』
車から降りて翔太が顔を赤くした理由が分かった。
ここラブホだ。まじかよ・・・
涼太❤️『翔太本気?』
俺の腕を取って〝早く来て恥ずかしいから〟と言って引っ張るとふたりで中に入った。
俺が部屋を選んでいると怖気付いて背後にべったり張り付いた。
涼太❤️『自分で連れてきたんでしょうが』
翔太💙『だって////・・・緊張する』
涼太❤️『なに?エッチするのが?』
〝違うよ!バカ〟と言って後ろから小突かれた。
適当な部屋を選んで中に入ると何だかいやらしい雰囲気にふたり同時に手を繋ぐとゴクリと生唾を飲み込んで、暫く直立不動で固まった。
涼太❤️『うん////・・・変に緊張する』
翔太💙『初夜みたいな気分////』
今度は俺が翔太を小突く番だった。
三十を過ぎた男がふたりして、初めての経験にドキドキしてる。翔太は俺の腕に絡まって物怖じしている。部屋をふたりで見回しお風呂場を覗くと翔太が嬉しそうにはしゃいだ。
翔太💙『涼太すごいジャグジーだよ広〜い。入ろっ?』
自分で洋服を脱ごうとしている。
涼太❤️『今こそ、万歳の出番でしょ?』
恥ずかしそうにモジモジしている。普段意識せずにしている事が憚られる程に、イヤらしい雰囲気に飲み込まれている。
涼太❤️『キスして翔太』
俺は俺で段々と大胆になっていく。広い洗面台の前まで翔太に詰め寄ると、なかなかキスしてくれない翔太に痺れを切らして、抱き上げ洗面台の上に押し上げた。
涼太❤️『ほら早くキスして』
優しい手つきで頰を両手で包んだ翔太は、可愛らしくチュッとキスをした〝それだけでいいの?〟と言うと顔を赤らめている。
翔太💙『ねぇすごくドキドキしてる///どうしよう』
涼太❤️『嬉しい事言ってくれる。翔太俺の服脱がせて』
恐々とシャツに手をかけると服を剥ぎ取った翔太は、自分のシャツも脱ごうと手をかけている。鋭い目つきで見られていることに気づくと、躊躇した。
涼太❤️『いいよ続けて』
そう言われると余計に恥ずかしくなって、目をパチクリさせている。
涼太❤️『あまり意地悪しちゃうと///最後まで持たなそうだね』
シャツを脱がせて、胸の突起に吸い付く。小さく漏れた声を皮切りにどんどんと翔太に侵入していく。首筋を舐め耳の中を侵すと体を捩ったイヤらしい姿が後ろの鏡に写し出される。綺麗な白磁の肌を揺らめかせて俺を誘った。
翔太💙『ンッあっはぁはぁあん』
イヤらしくあしらわれた室内に余程興奮してるのか、翔太はいつもより声を荒げている。
全ての服を脱がせると抱っこしてお風呂場に連れていく。
湯船を溜める音が鳴り響く中、舌を縺れさせながらソープで翔太の全身を洗っていく。
翔太💙『はぁっあっやっ////涼太んんっ』
涼太❤️『洗ってるだけでしょ///感じすぎだよ』
翔太の前はもう完全に勃ち上がり、膨らんでいて苦しそうにしている。ソープを手にとり後ろから花茎を掴んで扱くと、先走りがダラダラと溢れる。
涼太❤️『イヤらしいな翔太////もうちょっと我慢しなきゃ』
翔太💙『ンンンンッ意地悪////はぁやっりょもう無理』
涼太❤️『じゃ軽く一回イこうか』
スピードを上げて扱くと勢いよく白濁が飛び散った。
シャワーで洗い流すと鏡に手をつかせて隘路を解していく。
涼太❤️『もっとお尻突き出せる?その方が痛くないよ。そう上手だね翔太』
跪き隘路を前に舌を這わすとビクリと体を震わせた。
翔太💙『駄目汚いから涼太はそんな事しちゃダメ。やめて////』
涼太❤️『翔太に汚いとこなんて無いよ。いいから力抜いてなさい』
翔太 side
2人に愛されたその場所に涼太の舌が這う。上書きされていくように、2人の痕跡がどんどんと消えていき涼太でいっぱいになる。
涼太は優しく隘路をゆっくりと舐めとり俺の屹立を扱きながら、俺の声を頼りに快感を探る。
ローションを手に取ると、隘路に涼太の指が侵入してくる。
翔太💙『ンッ』
涼太はバスタオルを持ってくると床に敷いて、俺に四つん這いになるように言った。どこまでもジェントルマンだ。
涼太❤️『もう少し頑張ってね翔太』
翔太💙『うん////』
優しく侵入する涼太の指に応えるように腰が揺れる。
涼太に褒められれば嬉しくなる。
求められれば応えたくなる。
自分の中の涼太が前にも増して大きくなっていく。
翔太💙『はぁはぁ、あん、あん///…やん//ンンンンッ///あっアッ…….涼太のまだ?….』
涼太❤️『まだだよほら分かる三本入った。可愛い翔太いい子だ////』
翔太💙『ンッンンンンッはぁはぁ//あっ///んん//だめぇ////気持ちイイッイっちゃうあぁあ゛』
同時に屹立を扱かれて、白濁が迸る。
翔太💙『はっはっはぁはぁ』
涼太❤️『疲れちゃった?ベットへ行こうか』
抱っこして連れてかれた先には無駄に広いピンク色のシーツの可愛いらしいベットの上だ。
翔太💙『全てがエロいね』
普通の感想を言ってしまって恥ずかしくなる。
涼太❤️『薔薇があったら完璧なんだけどね』
思わずエレガント舘が漏れ出た事にお腹を抱えて笑った〝何をそんなに笑ってるのかな〟と面白く無いと言った顔をしている。
翔太💙『来て涼太イチャイチャしよう』
恥ずかしそうにした涼太も、きっとこの状況に余裕などないのだろう。
〝次は俺の番ね〟そう言って涼太の熱茎に触れるとドクドクと脈打っている。
そっと口に含むと少しずつ大きくなり、固さが出てくる。
筋裏を丁寧に舐めると気持ち良さそうに声を荒げて俺の頭を撫でてくれた。
涼太❤️『上手、翔太すごく気持ちイイ。早くイってしまいそうだよ』
翔太💙『まだだよ///もっと舐めたい////んっんっ』
亀頭を吸い上げると愛液が流れて俺の左手に垂れている。次第にグチョグチョになった左手で熱茎を扱きながら、口に含むと頭を上下に動かした。
涼太❤️『ンンンンッイク翔太離してお願い』
翔太💙『口に頂戴』
涼太❤️『ンンンンッあああぁっ////』
ゴクリと飲み込むと、手についた白濁も丁寧に舐めとる。涼太がタオルで残りを拭き取ろうとしたので手を叩いた。
翔太💙『ダメ、全部舐めるんだから』
涼太❤️『困ったお姫様だこと』
お互い向かい合って正座するとまた恥ずかしさが帰ってきた。
恥ずかしそうだから慣れるまでは後ろに回るよと言って涼太が後ろから俺を抱きすくめてきた。
顔を上げれば意地悪されたのだと気付いた。
翔太💙『やだ///』
目の前は全面鏡張りだった。肩に顔を乗せた涼太がクスッと笑っている。
涼太❤️『最高のロケーションだよ翔太』
翔太💙『なんでよ///んっイヤ』
涼太❤️『見てご覧よ可愛い子発見♡いっぱい鳴いてね。ちゃんと見なさい。俺を愛してくれるんでしょ』
首に舌を這わす涼太が色っぽい目つきで鏡越しに俺をねっとりと見つめる。
全ての表情を見られて全身がピンク色に染まっていく。
俺ってこんなにイヤらしい顔してるの・・・恥ずかしくて見ていられない。
目線を泳がせると、顎を上げられ見るように促される。首筋を這っていた涼太の舌が耳を侵す。もうこなれば制御不能だ。全ての理性が失われ涼太の吐息だけが耳を侵し、快楽の波が押し寄せる。座るのもやっとで涼太に身体を預けると優しく頰を撫でられた。
涼太❤️『もっと感じて翔太//最高に可愛いよ愛してる』
翔太💙『ンッ涼太///』
深く愛し合う。余裕のない涼太は、隘路を解すのもそこそこに熱茎を俺の隘路に侵入させると、ゆっくりと腰を振った。たくさんの〝愛してる〟を降らせると俺を快感へと導いていく。
涼太と繋がれば結合部がジンジンと痛み徐々に快楽が押し寄せ、涼太を感じることが出来る。
手を伸ばすと涼太が手をとって、愛おしそうに手の甲にキスを落とした。
涼太❤️『ンッンッ気持ちイイ翔太もうイキそうだ』
翔太💙『涼太///はぁっンッ中に….頂戴//大丈夫だから////』
涼太❤️『翔太・・・愛してるンッはぁ』
パンパンと激しく突く音が響き渡ると涼太は俺の中に精を吐き出した。隘路から涼太の白濁が漏れ出るのを感じた。手を伸ばし涼太の頬を撫でると恥ずかしそうに笑った。
翔太💙『ありがとう涼太///愛してるよ』
涼太はシャワーで丁寧に俺の体から白濁を掻き出すとベットに戻り、綺麗になった身体をまた愛した。
ふと鏡に写る俺と目が合う。
イヤらしく涼太に感じ顔を赤らめている。
シーツを掴み四つん這いになると、目の前の自分は白い首筋を晒して喘いだ。
口内を指で侵されれば、半開きの口元から露が漏れる。腰は揺れ、繰り返される抽挿に思考が止まった。
快感だけを頼りに腰が振れると涼太は嬉しそうにうっとりとお尻を撫でた。
蓮や亮平とのエッチもこんな顔で蕩けてたんだろうか・・・
〝翔太は淫乱だね〟〝誰にでも腰振るんだ〟
そう言われた気がした。
涼太❤️『なんで泣くの?』
気付いたら泣いていた。そんなつもりはないのに。
今は涼太に愛されたいんだ。
翔太💙『電気消して///お願い』
電気を消すと涼太は俺の涙をペロリと舌で舐めとって〝しょっぱい〟と笑った。
涙の訳は聞かずに、抱いてくれる。
涼太❤️『どの体位が良い翔太?』
翔太💙『涼太の好きなように抱かれたい』
〝ありがとう翔太〟そう言うと涼太は横向きにされて挿し込まれる。
蓮が好きだった体位だ。真っ暗で涼太の顔が見えずに不安だった。蓮から抱かれているような感覚になる。
微かに俺の中に残る蓮が膨らんでいく。
初めて蓮に抱かれた日、嫉妬して乱暴に抱かれた日、不器用なふたりが必死に身体を求め合い愛し合ったあの日々がこの身体にまだ残っている。
涙は枯れる事なく流れ続ける。
蓮の想いが枯れないと同じように・・・
翔太💙『ンンンンッイク////蓮….』
自分の口から酷い言葉が出た。今まで一度だってその名前を言ったことなどなかったのに・・・
酷く傷ついた顔をした涼太が、俺の頭を撫でると〝大丈夫だから自分を責めないんだよ〟そう言って何度か突いて涼太が白濁を外に出しきった。
翔太💙『涼太・・・ごめ』
涼太❤️『いいから・・・おいで抱っこしてあげる』
優しく俺を包み込むと子供をあやすみたいに背中をトントンと叩いて〝大丈夫だよ〟と繰り返した。俺には涼太が自分に言っているように聞こえた。
コメント
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何度読んでも悲しい
自分に言ってるの、悲しい……舘😭