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うわあ……第6話、読み終わりました。もう最後までドキドキが止まらなかったです。 「演技じゃ足りない」ってタイトルが、最後の最後で全部回収される感じ、すごく好きです。映画の中のキスは「物語の終わり」だったのに、現実では「二人の始まり」になる——この対比がもう……。なおきりさんが「あれだけでは足りない」って言ったシーン、声に出して「ああっ」ってなりました。ゆあんくんの「次は演技じゃないの…したい」も、照れながら言う感じが目に浮かんで、胸がぎゅっとなりました。 二人の距離が少しずつ縮まっていく描き方が本当に丁寧で、映画撮影という設定をうまく使って現実と虚構を重ねている構造に、設定好きとしてはグッときました。次はもふどぬも楽しみにしてますね! ありがとうございます😊
第6話「演技じゃ、足りない」
――数日後。
映画撮影も終盤に入っていた。
監督「今日は、二人の一番重要なシーンを撮ります」
ya「……一番重要?」
監督「はい」
台本を確認する。
最後のページ。
そこに書かれていたのは。
『二人が互いの気持ちを確かめ、キスをする』
ya「…………」
思わず固まる。
no「……ゆあんくん?」
ya「……何でもない」
no「顔、赤いですよ」
ya「……暑いだけ」
no「今日はそんなに暑くないですよ?」
ya「……うるさい」
なおきりさんが小さく笑う。
でも。
その表情も、どこか緊張しているように見えた。
――撮影準備。
監督「二人とも、大丈夫ですか?」
ya「……はい」
no「大丈夫です」
監督「これは二人の関係が変わる大事なシーンです。今まで積み重ねてきたものを、そのまま出してください」
ya「……分かりました」
カメラが回る。
――アクション。
二人が向かい合う。
セリフを交わす。
少しずつ距離が近づく。
ya「……本当に、これで終わり?」
no「……終わりじゃないですよ」
ya「……じゃあ、何?」
no「ここからです」
台本通りの言葉。
なのに。
胸に響く。
なおきりさんが一歩近づく。
ya「……」
no「……目、閉じてください」
一瞬。
迷う。
けれど。
琥珀
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#からぴちBL
りと。@就寝中
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ゆっくりと目を閉じる。
そして。
『…ちゅっ…』
唇が触れる。
短いキス。
ほんの一瞬。
映画の中の二人にとっては。
大切なキス。
そして。
監督「――カット!」
スタッフ「……!」
監督「OKです!」
スタジオに拍手が起こる。
ya「……」
ゆっくり目を開ける。
目の前には。
なおきりさん。
いつもの穏やかな顔。
でも。
少しだけ耳が赤い。
no「……お疲れ様でした」
ya「……うん」
スタッフ「すごく良かったですよ!」
監督「二人の距離感が最高でした!」
ya「……ありがとうございます」
周りから褒められる。
なのに。
頭の中には。
さっきの感触しか残っていない。
――撮影終了。
スタッフたちが片付けを始める。
ya「……」
荷物をまとめていると。
no「ゆあんくん」
ya「ん?」
no「少し、時間ありますか?」
ya「……あるけど」
no「では、先に外で待っていますね」
ya「……分かった」
――数分後。
スタジオの外。
夜の空気。
人通りの少ない場所に。
なおきりさんが立っている。
ya「……待った?」
no「いえ」
ya「どうしたの?」
no「……少し、話したくて」
ya「うん」
なおきりさんが黙る。
いつもなら。
すぐに笑ってくれるのに。
今日は。
なかなか口を開かない。
ya「……なおきりさん?」
no「……今日の撮影」
ya「うん」
no「キスシーン、ありましたよね」
ya「……あったね」
no「僕は、あれを演技だと思っています」
ya「……うん」
no「もちろん、映画ですから」
ya「……」
no「でも」
なおきりさんがこちらを見る。
no「僕は、あれだけでは足りないと思ってしまいました」
ya「……え?」
no「……」
一度、息を吐く。
no「ゆあんくん」
ya「……はい」
no「僕は、あなたのことが好きです」
時間が止まったように感じた。
ya「……」
no「共演者としてではなく」
no「秘密を共有する相手としてでもなく」
no「一人の人として」
no「好きです」
胸が。
大きく鳴る。
ya「……」
何度も。
聞きたかった言葉。
ずっと。
待っていた言葉。
ya「……俺も」
no「……」
ya「俺も、なおきりさんが好き」
なおきりさんが目を見開く。
no「……本当ですか?」
ya「うん」
no「……よかった」
小さく笑う。
その顔を見て。
ya「……なんで泣きそうなの」
no「嬉しいからですよ」
ya「……そっか」
少しだけ。
距離が縮まる。
no「ゆあんくん」
ya「ん?」
no「僕と、付き合ってくれませんか?」
ya「……」
ya「……はい」
小さく頷く。
no「……ありがとうございます」
ya「こっちこそ」
しばらく。
二人とも何も言わない。
でも。
さっきまでとは違う。
もう。
ただの共演者じゃない。
秘密を共有するだけの相手でもない。
恋人。
そう思うだけで。
胸がいっぱいになる。
ya「……ねえ」
no「はい?」
ya「さっきのキス」
no「……はい」
ya「映画の中では、演技だったけど」
no「……」
ya「……次は、演技じゃないの……したい」
なおきりさんが固まる。
no「……ゆあんくん」
ya「……何」
no「それ、反則ですよ」
ya「……知らない」
no「ふふ」
なおきりさんが笑う。
そして。
優しく手を差し出す。
no「じゃあ、帰りましょうか」
ya「……うん」
手を繋ぐ。
今までとは違う。
隠す必要もない。
ただ。
二人だけの秘密。
新しい関係が始まった。
――帰り道。
ya「……なおきりさん」
no「はい?」
ya「これからも、朝迎えに来てくれる?」
no「もちろん」
ya「一緒に帰ってくれる?」
no「もちろんです」
ya「……そっか」
少し笑う。
no「ゆあんくん」
ya「ん?」
no「これからは、恋人としてお願いしますね」
ya「……うん」
照れながら。
二人は並んで歩いていく。
――映画の中では。
あのキスが二人の物語の終わりだった。
でも。
現実では。
あのキスが。
二人の物語の始まりだった。
――第6話 END
もうまじでほんまにありがとうございます😭
みなさんがいつも♡たくさんくれるから
投稿できてます😭ほんまありがとうございます!
今もふどぬも書いているので、これが完結したら次はもふどぬです!楽しみにしててください!
短期集も作る予定なのでリクエストお待ちしています♪
これからも応援お願いします🥺
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