殺神の魂 「ふるるる〜」
守神の魂 「リュン〜リュン〜」
この2つの魂は殺神の魂と守神の魂…
昨日、とある事件に巻き込まれて亡くなってしまった2人……
だが、幻人と音奈のおかげで魂として復活出来たものはいいものの…
音奈 「はぁ!幽霊として復活出来ないってどう言うことよ!」
殺神の魂 「ふる!」
守神の魂 「リュン!」
すると何処からものすごく怒りに満ちた声が聞こえた
そして、2人の魂は驚いた
音奈 「ちょっと!どう言うことよ!」
幻人 「落ち着け…復活は出来るだが、それには代償が付くんだ」
音奈 「だからって、あの2人を魂の姿のままで居させるの!」
幻人 「そう言うことではない…」
音奈 「じゃぁどうするのよ!」
音奈の目には涙が浮かんでいた…
何故こんなことになったかと言うと…
2人の魂が寝ている時に2人をそれぞれの幽霊として復活しようとしたが…
元は同じ人格のためそれぞれの復活が不可能と言う状態で、復活させるには……
そんなことほぼ不可能に近く…
そうしようもんなら、莫大な力を消費するため何方かが犠牲になる必要がある…
それを知った音奈は、幻人へと詰め寄り喧嘩が勃発したと言うことだ…
音奈 「てか、あたしの能力でも無理なわけ!」
幻人 「無理だ」
感情的になっている音奈に対し
冷静に答える幻人…
そんなところに……
殺神の魂 「ふるるる!ふるる!」
と、そこに殺神の魂と守神の魂が現れた
幻人 「喧嘩しないでか…何故、そう思った」
殺神の魂 「ふるふるるん!」
幻人 「喧嘩していると思ったから…」
音奈 「ん……」
守神の魂 「リュンリュン…」
音奈 「大丈夫…ちょっと頭冷やして来る……」
幻人 「分かった…」
音奈はこの場から出て行った…
そして……
幻人 「君達…」
2人の魂は?っとしたような動きで、幻人を見ていた
幻人 「君達は命が惜しいか?」
2人の魂は、クルクルと回った
殺神の魂 「ふるるる!ふるふるる!」
幻人 「もう、命なんて無いんだ別に惜しくも無いよ…かぁ…」
守神の魂 「リュンリュン」
幻人 「分かった…」
守神の魂 「!リュンリュンリュル!」
殺神の魂 「ふるる!ふるふるるふるる!」
すると、2人の魂は幻人に抱きつこうとするが…
殺神の魂 「ふる!」
守神の魂 「リュル!」
幻人 「ハッハ、君達は幽霊と似たような状態なのだからすり抜けるのは当たり前だ」
2人の魂はしょんぼりとした気がした
そして、幻人が自分の力の約60%を利用して2人の魂を合体させ、
音奈 「ねぇ、何さっきの光は?って……はぁ?」
殺神 「あ!音奈!」
音奈 「え?……ちょっまっぁ!?へぇ?」
幻人 「成功した…ってことだ…」
音奈 「はぁ!良かったね!」
音奈が殺神に抱きつこうとするが…
音奈は見事に転んだ
音奈 「いったぁ!」
幻人 「何やってんの?」
その後、殺神はこの姿のまま狂神や狂帝の元へ行ったのであった
番外編 完結
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