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㎎
#Mrs. GREEN APPLE🍏
こんぶ@ミセス推し
231
エキゾチックモンスター
679
rb√よりも駄作です。エンドシーンだけ凝りました。
センシティブありの話はまだまだ先の人です。
▶▶▶
:sha
攻略対象を誰にするか。
まずグルッペンは論外。トントンもむずそう。コネシマ……うるさい。鬱先生も掴めへん。ショッピくんとチーノはさすがに……ロボロ?いや、
……抱くなら。
ゾムやな。
▶
:kn
攻略対象?
抱くなら誰がええかなー。いや、せっかく抱くならゾムやろ。
▶
:sha
sha「ゾム、今日も部活なん?」
zm「せやでー。」
sha「じゃあスポーツドリンク買ったるわ」
zm「いつも悪いわー。ま、ごちそーさまでーす」
sha「俺にできることあったら言ってな?」
zm「彼氏見たいやなぁ」
sha「ふふ、彼氏なるか?」
zm「ならへんて笑」
sha(………チッ)
他に打つ手あらへんかな。
男を落とすことなんてないわ……
性処理でも手伝ったげたらええねんか?
わからへん……
▶
:kn
kn「ゾム、部活終わったん?」
zm「せやでー。」
kn「じゃあ帰ろか」
zm「んふ、荷物持ってくれてありがとーな」
kn「俺に出来ることあったら言ってな?」
zm「こいつも彼氏みたいやわー」
kn「なろか」
zm「ならへんって」
kn「遠慮せんくてええんやぞ?」
何をすればええんやろな。
男やろ?なんでBLやねん。
性処理でもやったげたらええんか?
わからへん……
▶
偶然廊下でコネシマを見つけた。
シャオロンがズカズカと歩いて小声だが、声を張り上げて詰める。
sha「おいコネシマ!ゾムが『いつもコネシマ一緒に帰ってくれるねん!』って。狙っとるんか?」
語気が強く、怒気もはらんでい。る
kn「それを言うならこないだゾム『シャオロンがいつも部活前にスポドリくれるねん』って言うてたぞ?」
コネシマが呆れたように返す。
こちらは全く小声にしない。
シャオロンが少し言葉につまり、目をジトッとして聞いた。
sha「……お前PL?」
kn「……お前もなんか!?」
sha「……」
kn「……」
沈黙が痛い。
sha「俺のやからな」
kn「ホモやん」
sha「お前が言うか!」
▶
▶
それからというもの、二人はあからさまになった。
廊下でゾムを見かければどちらかが声をかけ、もう片方が現れる。昼休みはロボロが来る前から教室に入り込んでいる。下校時間になればどちらが一緒に帰るかで揉める。
ゾムはゾムで、二人が自分の周りをうろついていることに薄々気づいていたが、深く考えてはいなかった。
zm「シャオロン、今日も──」
sha「ゾム、ちょっとええか」
コネシマが来る前に、とシャオロンがゾムの腕を引く。
kn「む」
すかさずコネシマが反対側の腕を掴む。
zm「わっ、ちょ、」
sha「こっちや」
kn「いや、こっちやろ」
zm「ふたりとも!」
左右に引っ張られながらゾムが声を上げる。
zm「痛い!痛いやんか!」
二人がぱっと手を離す。
sha「わり」
kn「ごめん」
珍しく二人同時に謝った。ゾムが困ったように二人を交互に見る。
zm「……ケンカ嫌や」
しゅんと眉を下げる。
sha「……」
kn「……」
また二人で顔を見合わせた。今度の沈黙は短かった。
sha「……しゃーないな」
kn「協力するか」
zm「……協力?ケンカしてたんちゃうんか?」
sha「仲直りした」
kn「もともとケンカしてへんし」
sha「そうそう」
zm「絶対嘘やん」
▶
sha「暇やー」
kn「暇やな」
zm「帰ればええのに」
kn「んでも、さみしいやろ?」
zm「……」
sha「そういやコネシマは大学受験あるんやないの?」
kn「……おー、教室着いたやん」
放課後の教室。課題を終えて、教室の窓を閉める作業をする。
上の窓を閉めに行くが、ギリギリ届かない。この3人のなかで一番低いが、チビと言われる部類ではないのだが。
届かず、背伸びをする。
zm「っ……」
まだ3cmもある。つま先立ちになっても、腕を伸ばしても届かなかった。
sha(……)
kn(……)
二人で小声で耳打ちする。
sha「かわええな」
kn「ほんまに」
ゾムはそんなことを知らずにジャンプを試みる。惜しい。もう一回。やっぱり惜しい。
zm「ぅ゙〜〜〜〜……」
sha「んぐっ」
kn「笑うなって……」
肩を震わせる二人をよそに、ゾムが三度目のジャンプをしようとしたところで、すっと立ち上がったシャオロンがゾムの後ろに立つ。
ゾムはあまり気にした様子を見せず、また窓の鍵にチャレンジをしようとした。
sha「脇腹、やっけ」
zm「…なにがや、っ!?」
シャオロンの骨ばった指がゾムの脇腹をつーっと撫でる。ゾムの脇腹がびくりと硬直し、足から力が抜けた。
地面にへにゃりとその場にしゃがみ込む。
sha「え、雑魚やん。」
zm「うっ…さい」
机を掴んでぷるぷるとしながらもなんとか立ち上がろうとするが、うまく立てない。
kn「子鹿やん」
zm「〜っ!」
kn「貸して」
コネシマがシャオロンからゾムを引き取るように、ゾムの脇の下に手を入れて引っ張り上げる。
zm「わっ」
ひょいと立たせる。
kn「ほい、立った」
zm「……ありがとう」
sha「俺もやったげよか?」
zm「来んな」
シャオロンがにやにやしながら近づいてくる。ゾムが机を盾にして距離を取る。
sha「逃げてる〜」
zm「当たり前やろ!」
kn「どこ弱いん?」
zm「教えるかっ」
sha「脇腹以外にもあるやろ〜」
zm「ない!弱いとこなんかない!」
kn「嘘やん」
zm「ほんまやって!」
机を挟んでシャオロンがじりじりと近づく。ゾムが後退する。
sha「コネシマ」
kn「おん」
示し合わせたわけでもなく、コネシマが反対側からゾムの退路を塞ぐ。
zm「……お前ら、ほんまに仲ええな」
sha「ゾムのおかげやで」
zm「褒めてへんし、来んな!」
ゾムが机を押してシャオロンを牽制しようとするが、ひょいとかわされる。
sha「わき?」
zm「ちが、来んな、来んなって!」
kn「嫌なん?」
zm「ほんまに!」
sha「じゃあ言うこと1個聞いてや」
zm「……お金必要なのなしな」
kn「じゃあ……」
「お家デートしようや」
▶
zm「……今日が来てしまった。なんやねんおうちでーととか」
なにげに、早く家に来ないかなーとそわそわする。
ピンポーン
kn「ゾム!色々物を持ってきてやったからな」
sha「俺はDVD持ってきたでー」
zm「よ、ようこそー?」
sha「お邪魔虫させてもらうでー」
kn「おれも邪魔するでー」
シャオロンのバックを覗き込むとDVDが数枚、コネシマのバックには謎の箱がいくつか。
zm「なんのDVDなん?ホラーは嫌やで」
sha「石瀬ろえ、って知っとる?」
zm「いしせろえ………って、は!?え、まじ?どこで売ってたんや。やるやんシャオロン」
sha「さすがエロ河童小僧」
zm「てか、よくAV買う勇気あるよな……」
kn「お前に勇気がないだけや」
軽口を言い合いながらもドアを開けゾムの部屋に入る。
黄緑色のカーペットにシャオロンがDVDを広げる。
kn「俺はこの『【規制音】って【規制音】ます』がええな」
zm「……なんでこんな恥ずかしい文章声に出して読めるんや」
sha「え、ゾムは『【規制音】って【規制音】ます』を読めへんの?」
kn「そうかーゾムは『【規制音】って【規制音】ます』が読めへんのかー」
zm「あーあーうるさい!」
顔が心なしか赤い。耳は心なしかレベルを超えてしっかりと赤い。
その何度も読み上げられたタイトルのDVDを掴み、DVDの受け皿みたいなところに置く。
kn「ゾム、ズボン脱がへんの?」
zm「脱がへんわ」
kn「さよか……」
zm「なんで悲しそうやねん……」
▶
▶
『【規制音】って【規制音】ます』が始まってる数十分。お互い無言で見ていたが、コネシマがゾムに耳打ちをする。
kn「おい、ゾム。ゾム。」
zm「………なんや」
kn「めっちゃテント張ってるやん」
zm「うるさいなぁ」
kn「抜いたろか」
zm「………へっ!?ぬ、ぬく?え、は」
動揺で思わず後ずさる。大きなクリーパーのぬいぐるみを盾にする。
kn「ええやん、な?」
優しく柔らかい声だが圧がある。
zm「………」
kn「じゃあじゃんけんで俺が勝ったらやらせてな」
sha「コネシマが負けても俺がいるぜー」
▶
▶
kn「な、気持ちよかったやろ?」
zm「お、おれのあえぎ声……めっちゃでるやん」
sha「人に抜いてもらうん、はじめてか。」
zm「もうやらへんもん。はずい」
そういいながら自分の脱いだ服を手に取る。着替えを始めるゾムの後ろ姿を見ながらコネシマがシャオロンに耳を貸すように言う。
kn「……シャオロン。」
sha「そうなんよなぁ」
kn「MAXよな?」
sha「MAXなんよなー」
ズボンを履きながらゾムが口を開く。
zm「……なぁ」
sha「ん?」
zm「お前ら……付き合ってるんか?」
二人が顔を見合わせる。
sha「どうなんやろか?」
kn「お互いがゾムの恋人になりたくて、お互いにそれを許してる、みたいな?むしろ二人で落とすのを望んでいるって言うか……」
zm「……」
しばらく沈黙。ゾムが膝を抱えてぼそりと言う。
zm「……なんやねんそれ」
sha「ええやん別に」
kn「あー…じゃあゾム。俺らと形だけでも恋人にしてくれへん?」
zm「………こいびとぉ?」
sha「嫌なら嫌でええで」
zm「……嫌やないけど」
▶
ゾムがソファに座ると2人がぴったりとくっつくように挟んで座った。ゾムが腰を浮かして立ち上がろうとすると下腹部を軽く抑えられた。
zm「……」
コネシマの顔をじとっと睨んでも涼しげな顔を崩さない。
反対のシャオロンがゾムのほっぺを軽く挟み、シャオロンの方へ顔を向けさせる。
zm「んむ、」
sha「こっち向けや」
zm「ほっぺ、つかむ、な!」
sha「柔らかいな」
それを見たコネシマが嫉妬したのか反対側からコネシマがゾムの肩を引き寄せる。コネシマもゾムの顔を自分の方へと向けて、親指で頬をゆっくりと撫でた。柔らかい、とでも言いたげに、何度も。
コネシマの真っ直ぐな瞳に何故か緊張して、思わず目をそらす。
kn「やっぱゾムは美人さんやな」
sha「綺麗やなぁ」
zm「………。」
その後も可愛いやら爪が綺麗やら。部活を頑張っているやら性格も可愛いやら。頭を撫でたり抱きしめたり肩に頭を預けたり。
さすがに褒めに耐えきれなくなったのか、フードを深く被ろうとする。そのフードをシャオロンが払い除けた。
zm「っ、ぁ、……。ぅ゙〜〜〜……」
すると、目を涙で潤ませて、耳も顔も真っ赤にさせてた、ゾムがそこにはいた。湯気が出そうなほど照れていて、唸り声のような、言葉にならない言葉のようなものが口から漏れている。目も泳がし、きっと本人も自覚していないだろう。
そうこうしていると、ゾムが俺たちの間を抜けようとする。俺がすかさず彼の肩を強めに掴み、反対の手であごを掬い上げる。
ひく、とゾムの喉が音を立てて動いた。
zm「〜〜〜〜っ!いい加減っ離れろやっ!」
▶コネシャオ√:〇〇→zm←〇〇エンド
コメント
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みぅ🤍🥀です、読み終えました〜 第6話、一気に距離詰まった感じがたまらなかったです。最初はお互い牽制し合ってたシャオロンとコネシマが、いつの間にか“協力”してゾムを囲う流れになるの、すごく好きです。 特に家でのあの空気感、ほんとにやばかった。お互いの存在を認め合いながら、それでもゾムを独占したい気持ちがにじんでて…「付き合ってるん?」ってゾムが聞いたときの返し方、あれがこの3人の関係を象徴してるなって思いました。 人望さんの書く「歪だけどあたたかい関係性」、すごく刺さります。次話も静かに待ってます🌙