主 いやね、スノーべレッジ。村の英語がわかんなくて翻訳に頼ったけどカタカナしたくて発音わかんないとかじゃないよ?雪の村って安直すぎとか思わないでね?お願いね?ていうか雪の村、雪の村って意味わかんねとか思わないでね?いやもうほんとに英語がにがてなんじゃあああああああああ。というとで第2話の本編へどうぞ!!
どれくらい歩いただろうか。もう火が沈むかけている。このままだと野宿…まあ私とレイラーさんなら魔法を行使して野宿ぐらいできるのだが、寒い。とにかく寒い。できれば暖炉のそばで椅子に座って寝たいがそんな贅沢は言ってられない。暇だしなにか話すか。
「レイラーさん、レイラーさんは何属性の魔法が使えるんですか?」
ありきたりな質問。でも、この世界でこの言葉は魔法が使えると暗示している訳で魔法使い同士、気になっていても言わない、暗黙の了解だ。
「え?めめさんは躊躇いというものがありませんね。ふふっ」
当たり前だ。だって相手によっては怒り、絶交をしてもいいぐらいものだ。流石というべきかレイラーさんはあまり気にしてないようだ。
「私は…毒です。水銀を作って村人全員を殺しました。」
?でもレイラーさんは血のついたナイフを持っていたはず
「でも心配になって心臓あたりを刺したんですよね。確実に殺したくて」
「何というか執念を感じます。」
「もーそんなことよりめめさんはどうなんですか?もしかして私にばっか言わせて、自分は言わないつもりですか?」
綺麗に話を逸らされた。まあ人にばっか聞いて自分は言わないのは理不尽だし、伝えるつもりだった。
「私はですね…闇です。“ブルックホール”で村ごと全部消しました。」
「規模が大きいですね。まあ序の口だと思うのですが」
「そんなこと言ったらレイラーさんだってよく村人全員が即死する量を作れましたね」
「ふふっあれくらい朝飯前ってやつですよ」
朝飯前って言うけどあれは並の魔法使いじゃできない。できてもこの年ではできない。修行を重ねて20年でようやく成せる技だ。しかも幼少期は特にいじめが酷く、修行なんてできないし、そんな精神面持っていられない。20歳になってようやく修行できる環境になる…少なくとも40歳で出来る技を朝飯前…
「いや流石すぎます。」
「照れるのでやめてください///」
照れ臭そうにレイラーさんは笑っていた。
「…ぁっ」
隣からそう聞こえた瞬間…
「誰なのだ?」
そこには…真っ白な銀世界に真っ赤な深みのある赤黒い液体が散乱し、より、目立たせていた。そこに立つ1人の少女…雪のように綺麗な長髪をところどころ赤く染めながらこっちをみていた。
「あなたは…魔法が使えるんですね。それも結構魔力量が多い…気配で察しているとは思いますが、私たちも魔法使いです。」
続けてレイラーさんが
「あなたに危害を加えるつもりはないので、安心してください。宿を探しているのです。今夜、泊めてくれませんか?」
「…」
沈黙の末、少女はこう言った…
「歓迎するのだ」
コメント
4件
今更コメントですけど…雪の村はスノービレッジなんじゃ…
初コメ失礼します。一言で言うとめっちゃおもしろいですw続き気になりますw
キチャーーーーーーーーーーーーーー 続き待ってます!