主 こんにちは!!あるいはこんばんは!!今回はレイラーさんの過去に直接的に関わります。いやもうちょっと仲間が増えてから話合う形もよかったのですが書きたくなりました。というか1人仲間になるごとにやろうかなとめめさんと1体1で話してめめさんはみんなの過去を知ってるみたいな感じが私の理想なので。ではでは、本編へどうぞ!!
「レイラーさんはどのような過去を?」
めめさんと村を出て数分後、めめさんは私に聞いてきた。うーんそうだなあ。めめさんと体験は似てるだろうけど。
「私は…
6歳の時に魔法が使えることが発覚した。今思うと普通は10歳〜15歳までの間に発覚するはずだから私は例外だったんだなと思った。皆に話すのはなんだか嫌な予感がして話さなかった。
そんなある日。私たち村の子供は村長に言われ、いつも重いものを運ぶ。それはまあ偽札とかで公に出てはいけないものだ。私は重いし、めんどくさいしでたまに魔法使いなら誰でもできる初歩魔法、浮遊を使って運んでいた。その時…
「え?レイラー…ちゃん?物が…浮いてる…?」
親友だったマリーちゃんに見られてしまった。その頃は「まあマリーちゃんならいっかなんて思ってた」
「すごいよ!!レイラーちゃん!!これって魔法?すごい!!村長に言おう!!」
「えっ村長…?」
村長…いつも優しいけど重いもの運ぶとき、「運べ」って命令口調で言われるからなんか苦手っていうか怖いっていうか…そんなこと考えていたらマリーちゃんがもう行ってしまった…
急いできたようで汗が滴り落ちていた。
「レイラー、魔法が使えるとは本当か?しかもその歳で。」
違います。誤解です。って言わなきゃと思った。
「ちが「使ってました!!あんなに重い箱が一瞬で軽くなったみたいに!!」
「っ」
村長の顔を見た時、新しい玩具を見つけたような子供の笑みをしていた。
そこからは、指を指され、悪口を言われと散々だった。発覚した時期が早い上に「異端児の中の異端」などとも言われた。両親が庇ってくれた。けど…2人は私のせいで殺された。マリーちゃんもあっち側。そこからはもう辛くて辛くて。そして、昨日殺した。
話しの途中、村をみつけ、泊めてもらっているときにめめさんはこう言った。
「さっきの話、確かに魔法使いであれば経験することでしょう。ですがこれからは、私たちの番です。殺し屋という殺伐とした、野蛮とも言われる職業につきますが、幸せを掴み取りましょう!!」
その一言でどれだけ救われたか。わかってない。
「はい!!」
ねえめめさん、あなたは本当に優しい善良な人ですね。これからもこの度の途中で見つける私たちのような魔法使いを助けてくれるのでしょうか。
…答えは1つしかありませんね。さっき出会った長髪の彼女もこれから出会う人たちも私もあなたに救われてばかりになりますね。多分でが。
あの日、あの時、あなたに会えたから今の私がいる。ラッキーです。私は本当にラッキーです。
いつかあなたに笑顔で幸せと言い張りたい。今も幸せですがね。
コメント
1件
うん今回も神