「魔王少女レイとの出会い」
僕は勇者に憧れ、小さい頃から日々魔法や剣、武術の鍛錬をしていた。そして18歲になり、ようやく勇者になれた。半年もの年月を費やし、ようやく魔王城へとたどり着いた。空は荒れ、禍々しい雰囲気を醸し出しながら、巨大な門が僕を出迎える。僕はゴクッと唾を飲み込み、ゆっくりと重い門を開けていく。緊張と恐怖で足が震える…。指先の震えを感じながら、意を決して開けると…
パァ…
眩い光に目を細めながら、ゆっくりと瞼を開ける…
魔王「よく来たな、勇者!」
そこには美しい金の長髪と透き通った赤い目、小さな角が生えた少女、魔王がいた。
想像していた禍々しい雰囲気とは違い、神秘的な雰囲気を醸し出している。ドクッドクッと胸が脈打ち、身体が熱くなる。…そして気付いてしまった…僕は彼女…魔王に一目惚れしてしまったのだと…
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