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番外編「傲慢の努力」
地獄。
古流斬が休暇に入ってから半月。
傲慢は地獄番人としての仕事を少しずつ覚えていた。
「次は巡回か。」
「その後は報告書。」
鬼たちは少し驚いていた。
「傲慢さん。」
「仕事、だいぶ覚えましたね。」
傲慢は静かに頷く。
「ああ。」
「まだ慣れんがな。」
巡回。
討伐。
報告。
地獄の管理。
一つずつ確実にこなしていく。
だが――。
傲慢は机の前で止まった。
「……これは何だ。」
鬼が答える。
「パソコンです。」
「報告書はそれで作ります。」
傲慢は画面を見つめる。
「現代技術か。」
「やはり難しいな。」
昔なら理想の力で知識を補い、すぐ理解できた。
しかし今は弱体化している。
そこまで万能ではない。
キーボードを一文字ずつ打つ。
「……遅い。」
鬼は笑う。
「最初はみんなそうですよ。」
傲慢は苦笑した。
「戦いなら誰にも負けん。」
「だが、このような仕事は初心者だ。」
鬼は頷く。
「でも努力しています。」
「古流斬さんも最初は仕事を覚えるのに苦労したそうですよ。」
傲慢は少し驚いた。
「あいつもか。」
「はい。」
「だから今はあんなに仕事が早いんです。」
傲慢は画面を見つめながら小さく笑う。
「なるほど。」
「努力の積み重ねか。」
そう言うと、もう一度キーボードへ手を伸ばした。
「よし。」
「もう一度やってみる。」
鬼たちはその姿を見て頷く。
「昔の傲慢なら、こんな努力はしなかったでしょうね。」
「確かにな。」
「古流斬と出会って、少し変わったのかもしれない。」
傲慢は聞こえないふりをしながら、小さく呟く。
「……負けてばかりではいられん。」
「仕事でも、一流を目指す。」
その言葉とともに、傲慢は再び慣れないパソコンへ向かい、少しずつ地獄番人として成長していくのだった。
#バイオハザード
SOMAMON7A
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しらなみ
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#鬱展開
Mist-404
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コメント
1件
あら、傲慢がパソコンに苦戦してるの新鮮だわ!戦闘じゃ無敵なのに、キーボードぽちぽち打ってる姿が愛おしい…。「仕事でも一流を目指す」って決意、古流斬に影響されたんだなって思うと感慨深いね。ちょっとずつ変わってく傲慢、これからも応援したくなるわ🔥