(ソ連目線)
はぁ…疲れた……、仕事というものは何故こうも退屈なんだ…
……一本吸いに行くか
ガチャッ…
「誰も居ないな」
ラッキーだ
1人の方がくつろげる
椅子に腰を下ろし、俺はタバコに火を付け、咥える
煙を吸い、吐き出す
吐き出した後の何とも言えない満足感
これがタバコ依存症か…などと思う
ん…?誰か来たな
ガチャッ
「えっ?」
「あっ…、」
思わず声が出てしまった…本当に今日はついてないな
お前にまた会うなんて……
少しタバコを吸い晴れていた心が一気に曇りに戻ってしまった
『WOW!奇遇だな!ソ連!』
はぁー…馴れ馴れしい…本当に鬱陶しい
こいつは俺が遠ざかったのをしっかり目視したくせに、隣にわざわざ座って来やがった
腹立つ…
「そうだな、クソリカ」
『アメリカだ!何度言ったら分かるんだよ!?』
お前こそ俺が何回言ったら分かるんだ
嫌いだって事を
「はいはい、バカリカ」
『haha…レパートリーが増えたね…』
……今更なんだが、何故俺がこいつを嫌っているのか
資本主義と社会主義だからだ
それを理解して俺に近づいてくるのか、知らないで近づいてくるのか…
あるいは……理解しているがあえて近づいてくるのか…………
『oh…チャッカマンを忘れてしまった』
ザマァ見ろ、クソったれ
『ソ連、少しこっちを見てくれないか?』
「あ”?何でd」
ジュッ…
は??…おい、こいつ正気か…?
「Thank you ソ連!」(笑顔で
「ナッ!?お前!」
危うくタバコを落とす所だった…
何で俺のタバコの火を…よりによって咥えてる時に……
本当に腹立たしいなコイツは…
一回爆発すれば良いのに
(アメリカ目線)
マジ最高…神に感謝……I love you, my God.
ソ連が可愛すぎる…何だ今の反応…
危うく吐血する所だった
「ん〜?俺はただソ連の火を借りただけだが?」
『借りるな!』(キレ気味
「あれ~?もしかして意識しちゃってる?」
『誰がするか!!』(キレ気味
なるほど…これがいわゆるツンデレか…
可愛いな本当…
今2人きりだからな〜、なにしてもバレないんだよな〜、何でか知らないけどこの喫煙所、音漏れしないように作られてるらしいしな〜
いや、本当に何でだよ
…..少しくらいなら…
「なぁ、ソ連ってキスした事ある?」
「はぁ?何だよ、急n」
「チュッ…」(ソ連の咥えてるタバコをとり顎
クイしてキス
「ンッ!?」
あ…ヤバ……
俺の理性が…
「チュ…クチュ……」(壁ドンみたいな体制になってキス
「フッ…ンぁ……ッは」(アメリカの服を掴み引き剥がそうとする
は?ふざけんな可愛すぎるだろ?
力よっわぁ……キャワワだな
「チューーーーー」(長めに
「んんぅッッ……」(苦しそうに目を閉じた
あ、ヤべ…
夢中になりすぎた……
「……」(離れ
「ぷはッ……」(力抜け
「あー、えと、すまない!ソ連!」
「………」(無言で喫煙所から出て行った
ガチャッ バタンッッ(強めに閉めた
あー、終わった
確実に嫌われた
最悪…会社辞めようかな……
今度ウォッカ差し入れしに行こうかな……
ごめん、ソ連……
続いちゃうぞ⭐︎((は?
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