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翌朝

菜月)ん”…フワァ~…(ヤベェ…これ、起きたらダメなやつだ…)

↑起きてすぐ察した…これは、二日酔いだと!

そして昨日の自分とタルタリヤを殺したい気分の私です

菜月)あ”〜…(あったまいてぇ…気持ちわりぃ…)

頭がすっごい痛くて気持ち悪くて落ち着かずコロンと寝返りを打つと何故か裸のタルタリヤが居た

そして思った…「あれ、これ…一夜愛ワンナイトラブでもやった?」と…

ヤッたか気になったがそれよりも気持ち悪さとかでやる気が失せた…今日は…寝よう(つまり…オサボリdayである!)

菜月)うぅ…

布団を深々と被り眠ろうかと思ったらアタマを的確に撫でられ「大丈夫かい?」とタルタリヤの声が聞こえた

菜月)だいじょーぶにみえるなら眼科行け…あと死ね

タルタリヤ)君が頭を抱えるような問題は全てしてないよ

わ菜月)…言ったな…

タルタリヤ)ほーんと、嘘つくわけないジャーンしかも神様に

菜月)あっそ…(ねむ……)

目を瞑ってしばらく大人しくしてるとタルタリヤが起きたのかベッドからギシギシっと軋む音がしてその後少しだけ布団が浮き上がったのかちょっと冷たい空気が入り込んできた

菜月)(さんむ…)

この日は冗談抜きでずっと寝てた

正直言って今すぐにでもバーバラを連れて来てもらいたい気分だった(冗談抜きで)

そして誓った二度とこのバカタルタリヤとは呑まん!高確率で私が吐いてぶっ倒れる未来が見えるぞ

あ、そうそう

タルタリヤが部屋から出て行くときに「もう暫くは泊まってていい」とだけ言って部屋から出ていき…タルタリヤとはまるで入れ替わりのように暫く時間が経ってから空や鍾離、魈が部屋に入って来た

そして思ったここは病院か?とね

菜月)…お前ら元気だな……

鍾離)そうか?

菜月)褒めたい…

鍾離)その顔で言われると…相当だな……

菜月)はぁ〜…そういえば、事件はどうなった?

鍾離)少しずつだが話は進んでいる

菜月)魈が見張りでもしてんの?

鍾離)どうやら…あいつが珍しく他人に名を呼ばせているようでな

菜月)へぇ〜…私もいいよとは言われてないのに笑空は凄いね〜

鍾離)俺はお前に呼ばれたら直ぐに来るがな

菜月)言ってやりたいよ笑「お前の師匠は私に名を呼ばれたくてうずうずしてる」ってね笑

鍾離)ウズウズはしてないが…お前に名を呼ばれるのがどんな状況なのか気になってるだけだ

菜月)はいはい笑

鍾離と話した次は空と魈が部屋に入って来た

鍾離とは結構な時間を話したな…大体、10時辺りから話し始めて今はもう夕方、午後二時辺りだ

鍾離が出て直ぐに入って来たから待ち伏せでもしてたのかしら

空)菜月〜大丈夫?

菜月)ん”〜…ちょっと良くなったね笑

空)本当?

菜月)ほんとほんと、嘘つく暇ないから笑

体をのそっと起こし「ちょっと風呂入ってくるわ」と言って風呂に入り落ち着いてから風呂を出た

菜月)ん”〜…ごめん、ちょっとベタベタしてて気持ち悪かったんだ

空)いやいや”ッ///

菜月)ん?何?

魈)お、おま…その格好をどうにかしろ!///

菜月)だから何よ〜

パイモン)し、白シャツだけはやめろってことだぞ〜!!

菜月)へ?ちょッ!

パイモンが布団を持って来て私の体にぐるぐると巻いてくる

めちゃくちゃ暑い…

菜月)暑いってぇ〜…

パイモン)その格好を何とかしろ〜!!

菜月)うぅ〜…わ、分かった!わかった〜!

パイモンが巻いた布団から抜け出しパッと服を替え「これで満足〜?」と聞くとホッと息を着いた

菜月)あーっつ…

布団を握ってベッドに倒れ込みモゾモゾと布団を広げ布団に包まり「もう寝るー」と言ったら魈に布団を引っ張られ無理矢理起こされた

菜月)いやぁ〜!私のお布団〜!

魈)布団じゃないんだよ早く起きろ

菜月)やだ〜!ダメ?ダメ?寝ちゃダメ?う”〜…お姉さん二日酔いなの〜

魈に抱き着き上目遣いで甘えると布団を被せられた

菜月)魈〜!

魈)クソッ(不意に可愛いと思ってしまったッ)

菜月)布団布団♪

空、パイモン)(俺ら/オイラ達…何を見せられてるんだ…)

魈から奪われた布団を返してもらいノソノソと布団の中に潜り大人しく寝ようとしたら空に「起きないとご飯ないよ」と言われた

菜月)ご飯ー!

空)(第2のパイモン…)

魈)(飯が好きなのか…)

菜月)よいしょ…空空!今日は何やんの?お肉?お魚?動きたいしなんかお願いしてよ!

ふわっと浮かんで空を後ろから抱き締めて聞くと空は暫く悩んでから「じゃあイノシシの肉とナッツが欲しいかな…」と言われ一瞬で気づいた

菜月)モンド風ハッシュドポテト!

空)お、すげぇ

菜月)直ぐに行ってくる〜!

空)(はや…)

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