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秘密は全て絵の中に込めて。
CP sxxn 緑黄
R18 匂わせ程度
R18G なし
sxxn結成してない世界線です、緑さんと黄さんは恋人関係です。
緑side
自分が異常者だと気付いたのは、今から数ヶ月前。
あの時のことは今でも鮮明に思い出せる。
きっかけは、みこちゃんが地元の友達に飲みに誘われたと言ったこと。
その日はふたりでゆっくりお家デートしよう、なんて話していたから少しショックだった。
だけれど友達は大事にしなければならないし、それが幼馴染なら尚更だから、せめて日付が変わる前には帰ってきてね、と約束を交わした。
結局約束が守られることなく、君は幼馴染の1人に肩をもたれながら帰ってきた。
「みことや酔いやすい人の為に度数の低いお酒を用意したんですけど……」
「皆酔いが回ってきた時に、みことが間違って度数の高い奴を飲んじゃって、」
と申し訳なさそうに言うらんさんを責める気にはなれなかった。
その時、みこちゃんは最悪な行動をとった。
「ん〜、らんらぁ……」
「ん、なに?」
ちゅっ
一瞬、時が止まった。
次の日の朝。みこちゃんが起きた時にそれとなく聞いてみることにした。
「すちくんおはよ!」
「あ、みこちゃんおはよぉ」
「昨日すっごく酔ってたよ〜。覚えてる?」
「んん、さっぱり!ほんとに記憶ない……」
「そっかぁ。」
頭の中でその言葉を反芻する。俺はいつものように笑えているだろうか?
そう、いつも通り。
「すちくん?」
いつも通りに。
「すちー?」
いつも通りに……
「すちくん……?」
いつも通り、笑って、
「すちくんっ……」
「っえ……?」
俺、何して……?
目の前には服がはだけていてこちらを涙目で見つめる君が居た。
すぐ駆け寄るべきだったのに。
すぐ謝るべきだったのに。
「その表情の儘、その声のまま絵の中に閉じ込めたい」
と、その涙目の彼に激しく興奮した自分が居た。
「ごめんっ…………」
あの後は特に何もなく終わったのだが、俺の脳内にはずっとあのみこちゃんが居た。
最初はそれを脳内で消化しようとしていたが、いつしか君の絵を描くことが日課となった。
笑顔、真顔、怒った顔、そして、泣き顔。
時間がある度に描いては部屋の引き出しに仕舞った。
「みこちゃんがこれを見たらどう思うのかな」
俺は誰に聞かせるわけでなく呟いた。
目の前にはみこちゃんで埋め尽くされた紙の山。
今日も、俺はみこちゃんを描き続ける。
いつか、終わるその時まで。
あとがき。
いつも見る専だったのですが、興味心で趣味で書いていた小説を投稿してみました。
誤字脱字などあったらごめんなさい……
もし好評なら自分のペースでゆっくり更新していきたいです。
サムネは多分そのうち変えます。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
良ければ♡やコメントお願いいたします!