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22時を回った頃、楽屋で帰り支度をしているとラウールが後ろから抱き付いてきた。
「康二くん!」
「うぉ!?なになに!!」
「今日の仕事終わりでしょ。一緒に帰ろー。」
「おん!」
「ねぇ、家に行っていい?」
「ええよ。」
「やったぁ、今日えっちしたいんだ〜。」
「へ!?そんな露骨な///////」
周りに聞こえへんかったやろか。
「あ、やっぱりホテルにしよ。今から取るね。」
「いやいや、俺の家でええ//////」
「いいの?」
「おん!大丈夫!!」
「じゃあ行こ〜。」
「分かった!」
若いってストレートやな。
家に着くと、手を引かれてソファに座らせられた。
「康二くんってさ、メンバーとか共演者と距離近いじゃない?最近それがちょっと心配なんだよね。」
ラウールは隣に座って俺の髪を触りながら、まっすぐに目を見て言った。
「心配?何でや?」
「他の人が康二くんの事好きになっちゃったら困る。」
その手が耳にかかる。
「っ////」
「だって康二くんは俺の彼女でしょ…?」
「おん彼女や!だから心配せんでも…。」
「だったらあんまり他の人とくっついて欲しくないな。俺嫉妬しちゃう…。」
ぎゅっと抱き締められて漸く分かった。あの場所であんなに露骨な発言をした意味。普段そんな事せえへんのに俺のせいで心配してたんや。
「ごめん(ポロポロ)」
「え、康二くん!?」
「これからは気を付けるから、その…俺のこと捨てんで…グズッ。」
俺も縋る様に抱き締め返した。
「捨てる訳ないじゃん。愛してるから心配なの!」
嬉しい言葉に涙が溢れる。
「よかったぁ…グズッ。」
「ちゃんと2人で話し合えばこうやって分かり合えるでしょ。気になった事を俺はちゃんと伝えるから。」
「おん!俺も伝えるわ!ラウールめっちゃ愛してる!!」
「えー、2人の時は?」
「えっと//////」
「ん?」
「ま、真都愛してる////////」
「well done!」
唇が重なった。
2人が帰った後のメンバー。
7人「すっげー牽制された😅」
end