マイキーside
タケミっちにあぁは言ったけど、本当に弱いからなぁ〜。
絡まれたりでもしたら、多分ボコボコになって帰ってくるだろう。
それに、可愛いタケミっちの顔に傷が付いたら俺がケンチンに怒られるし、何より俺が許せないし♪
だからタケミっちと一緒に行こうと思ったけど、
アイツもう行ってんのかよ……。つまんねぇなぁ〜
なんて、愛車のバブで住宅街の方まで走ってきた。そーいやここ、噂の不良共がうろついてるとこじゃねーか。ちょっくら見に行くか。暇だし。
バブを近くの駐車場に停め、いかにも不良がいそうなコンビニの裏や人気の少ない神社、もうやっていないゲーセンなんかに足を運んだが、タケミっちの姿は見えなかった。
(なんだよ〜〜!!タケミっち居ねぇじゃんっ!不良共も見つかんないしっ!!)
俺はバブを停めてる駐車場に戻ろうとした。
そしたら、路地裏から男の怒鳴り声がした。
(…?喧嘩か?)
興味半分で見に行き、路地裏の手前についた。そこには……。
不良B「こっちに来い!」
2人の見慣れない不良が俺の可愛い可愛いタケミっちの腕を掴んで路地裏に引きずり込もうとした。
(は?アイツ何”俺の”可愛いタケミっちの腕掴んでんの?)
『お前ら、何してんの?』
3人が路地裏に入る前に、俺の体が動いた。
武道「マイキーくん!助けてくれてありがとうございましたっ!!」
『いいよ♡元々俺が行けって言って、そのせいで絡まれたんだから』
武道「あはは、、ホント、自分が情けないッス笑」
『そんなことねぇよ?タケミっち人の事助けられてるし!』
武道「そうですかね、?」
『うん!現にケンチンの事助けられてるし!』
武道「あ、あぁ、笑」
武道(未来から来て未来のドラケンくんが死んじゃうの分かってるから助けたなんて言えねぇ、!!)
『まぁそんなことより、速く帰ろ?俺バブできたんだ』
『ケツ乗ってけよ』
武道「え?いいんスか?」
『タケミっちだからいいよ♡早く帰ろーぜ!』
武道「ホント、何から何までありがとうございますっ!!」
『お堅いね〜。気にしなくていいのに!』
そうして、俺はタケミっちを後ろに乗せて、タケミっちを家まで送り届けた。
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