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陽生…くそ頭に来るな!
川瀬謙二が煙草を吸ってたら息子の竜が聞いてきた。
「親父、ちょっと良いか?佐原真之介を覚えてるか?」
煙草を落とした
「佐原…真之介がどうした!」
「松平庸介と会ったら居たよ何であの男が…」
……
それから女性が居たよ杏子とかいう女性が…
「あ?杏子が生きてるのか…」
「名前が違ってたかな…美貴…とか呼んでたよ松平庸介が…」
「お前口慎め…佐原真之介、松平庸介が何か企んでるな…」
ちょっと開けてよ!
「誰か連れて来たのか?竜」
「親父俺の彼女佐原を知ってた」
「入れろ聞きたいなぁ」
ドアを開けた。
桜橋友華が立ってた
「良かった笑っ」
親父紹介するって腕を掴んだ。
きゃあ!
「友華まあまあ綺麗だろ」
「は、初めまして…桜橋友華と言います」
「佐原真之介とは…」
「母親が通院してた整骨院の医院長でして、見合い勧められました」
見合いか?…
「でも私断られました。亡くなった奥さんの思い出を忘れたくないって…お金財産持ってる彼が病院を建てるって言われ、共に働く女性なら受けるってプライド高すぎました…」
「杏子の顔になるか?友華さん笑っ」
え?…
「報酬金やるよ…1千万どうかな迷惑なら受けるが良いよ笑っ」
…竜の顔を見つめた友華
含み笑いをしてた彼が
ネクタイを外した
「友華君が受けてくれたら結婚してたい?」
「本当に笑っ」
コンコン
誰だ…
「来客が見えましたが」
秘書課の沢渡美帆が顔を出した。
「竹野陽生様ですが」
「通せ…」
「川瀬昨日はすまなかった…」
川瀬がネクタイを外した。
「何か用か」
昨日の話し、
友華の後ろに竜が立ち、
乗るのか?
右側を観たら
「友華ちゃん?」
「桜橋と縁を切るか?…」
「やめろ相手の娘だろ…」
何?…
彼女の首に手を当てた
いや…竜さん?…助けて…
桜橋と竹野は元舞台上の同僚だった。
川瀬…殺すな!
「黙れ!元顔が良いからって舞台俳優になるか?…兄を殺したのも俺だ…」
「顔の傷跡が思い出に残ってた…
杏子を殺したのは誰なのか…」
窓ガラスに何かが飛んできた!
粉々に割れた…
おい!友華、
拾い、
「あなた達犯罪したの?…竹野さん助けて警察を呼んで…!」
ガチャガチャ!
秘書課の沢渡さんが何してる!
友華ちゃんおいで!
窓ガラスが開いた時に
覆面した男が
飛び降りろ!
ん?何かが敷いてあった!
友華を抱きしめて、飛んだ!
きゃあ!!
車をバックさせてきた。
「乗りな!」
クソ!竹野の奴…
電話に手をかけた。
「誰なんだ!」
お父さんったら!
佐原家では
お父さん…
制服を特注してくれた。
なんだ?
警察のサイレンか?
朝陽、未緒をきちんとしてあげてた。
杏子の写真を仏壇に立てた父親の写真と共に…
「爺ちゃんだよ朝陽未緒拝みな」
ピンポン
誰なんだ?