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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
第4話 夜の甘い尋問
『ん、んんっ。』
『……。』
(粘るなぁ…まぁ、いじめがいがあって可愛いけど。)
ボクはまりぃちゃんの太ももを甘噛みする。
『っ……。』
『まりぃちゃん…凄く可愛い。ふふ。』
(そろそろボクも限界かも……。)
自身の既に反り勃ってるモノを必死に隠す。
『らむ、ださ……。』
『…!』
『虐めないで…下さい…ちゃんと言いますから…。』
『っ……はぁ、その可愛い顔、反則だよ。』
ボクはまりぃちゃんから離れる。
『え……。』
『ごめんね。ボク寂雷にヤキモチ妬いてただけだった。泣かせるつもりじゃなかったんだ。』
なでなでと私の頭に触れる。
『それで、寂雷とはどこまでした?』
『き、キス…され、ました。後は抱き寄せられて……。』
『意外とやることやってんのか……』
『意外とって…まぁ、私も驚きましたけど…。寂雷さんは控えめな方だと思ってましたから。』
『…忘れない方がいいよ。』
『え?』
乱数さんが私の頬を撫でる。
『今まりぃちゃんの目の前いる可愛くて女の子みたいなボクはちゃんと男だから。君のことを好きな残りの人達も…ちゃんと男だってこと。忘れないでね。』
『は、はい…。』
『ふふ、じゃあおやすみ。明日のデート楽しみにしてて。』
『はい……。』
乱数さんはそう言って自分の布団に戻る。
(……顔がまだ熱いな。)
『……。』
(乱数…貴方って人は…まぁ、麻里衣さんの可愛い顔が見れたのでよしとしますか。)
幻太郎がこの時起きていたことを麻里衣はまだ知らない。
次の日。
麻里衣SIDE
『早速行こっか!』
『は、はい。』
乱数さんに手を引かれて渋谷を歩き回る。
『あれ?乱数ちゃんだ!その隣の人は?』
『ヤッホーお姉さん!』
(そっか、乱数さん可愛いから女性にモテるんだった…。)
『この子はね…。』
ギュッ。
乱数さんは私の腕にしがみつく。
『ボクのガールフレンド♡』
『えぇ!?』
『そうなの!?貴方!かわいい乱数ちゃんの彼女!?』
『え、あ、いや…。』
グイッ。
『騒ぎになる前に逃げよ!』
手を絡められ走る。
『わっ!待ってよ!乱数ちゃーん!』
ダッダッダ……。
『ふぅ、危なかった。』
『あの、彼女って…』
『ふふっ。嬉しくてつい…怒った?』
『いえ、怒っては…。』
『o̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤』
(そんなうるうるした目で見つめられたら何も言えない…。)
『怒ってないですよ。』
『あはは、良かった!お腹空いたね、何か食べに行こ?』
『はい、どこにします?』
『ボクのおすすめのお店に行こう!』
乱数さんに手を繋がれる。
(不意にドキドキさせられるな…こういうこと慣れてるのかな。さっきも女性に声掛けられてたものね…。)
『…ボク、好きな人にしかしないよ?』
『え?』
心を読まれたようでどきりとしてしまう。
『ボクはまりぃちゃんが大好きだから色んなことしたいって思うんだ。こうして手を繋いだり…デートしたり。そして……。』
チュッ。
『こうやって…キスしたり。』
『っ……。』
『いつかボクのことで頭をいっぱいにしてあげるから。覚悟しててね。』
『っ…///』
絆されてしまう…女の子みたいに可愛い貴方に。
百合菜SIDE
『お待たせ、二郎君。』
『お、来たな。行こうぜ!』
『う、うん。』
『つってもどこ行くかな〜ブクロを案内するのもありだけど…。』
『私池袋行ってみたいな。』
『マジ!?じゃあ早速行こうぜ!俺のおすすめなところ教えてやるよ!』
二郎君は私の手を引く。
『うん!』
(歳も近いし話しやすくて楽しいな。帝統とはまた違った感じで……。)
『おすすめの公園なんだぜ、ここ。よくここでサッカーしたりしてるんだ。』
『二郎君はサッカーが好きなんだ。』
『おう。勉強の方は苦手だけどスポーツは万能だぜ!』
『すごいなぁ。私は勉強もそこそこだし、スポーツだってこれといって得意なものはなくて…。』
『勉強かあ……俺もめっちゃ苦手だしわかるぜ。麻里衣と比べることもよくあるのか?』
『うん。お姉ちゃんは昔からなんでもできるんだ。勉強もスポーツも…。』
『お前も姉ちゃんのこと大好きなんだな!俺も兄貴のこと尊敬してるから分かるぜ!兄貴はかっこよくてすげーし、いつか超えたいと思ってる。ずっと一緒にいてぇし…。』
『そうだね…大好きだね。私もずっと一緒にいたい。』
『おう!でも、誰かと比べる必要なんてねぇよ。』
ポンッ。
二郎君は私の頭を撫でる。
『百合菜は百合菜だ。沢山いい所あるんだぜ?』
『二郎君…。』
『…っ!あ、わ、悪い!兄気質が出ちまったな。』
『う、ううん。大丈夫…///』
『げ、ゲーセンにでも行くか。』
『そ、そうだね。』
ウブなおふたり。可愛い。
一方その頃――。
『二郎の奴百合菜さんのことちゃんとエスコート出来てんのかな…。』
『二郎のことだしブクロのおすすめの場所でも回ってんじゃねぇか?そんな心配することねぇよ。三郎。』
『一兄……。まぁ、僕は二郎より麻里衣さんの方が心配です…麻里衣さんと飴村乱数が今どんなことしてるのか気になります…。』
『……。』
(昨日の夜のことを踏まえて言うならば手を出していてもおかしくはないですが…。誰にも言うつもりはありません。あれは小生だけのものです。顔を蕩けさせた彼女の顔は中々そそられるものがありましたね。)
『ふふっ。』
『ん?どうした?幻太郎。』
『いえ、なんでも。』
デートの最中乱数さんのアトリエで服のデザインをさせて欲しいと誘われアトリエに出向くことに――
『よし、出来た。どうかな?』
『凄く可愛いです!』
『えへへ、ありがとう。完成したらプレゼントするよ!』
『楽しみにしてますね。』
『うん。ところで…麻里衣ちゃんってさ。警戒心ないとか言われない?』
『え?』
ドンッ。
ソファに押し倒される。
『ボクがなんの理由も無しに……まりぃちゃんを誘ったと思うの?』
『え、だからデザイン画を――』
『無防備だな…ボクだって男だよ?2人きりになったら何するか……分からないよ?昨日の夜されたこと…もう忘れたの?』
『っ、乱数さ――』
その細い手で握られているのに、振りほどけない。
『昨日は我慢したけど今日はもう我慢してあげない……。』
両手を押さえ付けられ唇を塞がれる。
『ん、んんぅ……っ。』
舌が入り込み奥まで絡め取られる。
『んふ、かわい……。』
『ん、んぅ。』
(甘いキス…ふわふわする…。)
『ぷは……っ。』
(だいぶ蕩けたみたい…キスには弱いのかな。)
『麻里衣ちゃん初めて?』
『え…っ。』
『うぶそうだし経験ないよね…まぁあったらあったで上書きするからいいけど。』
プチップチッ…。
胸元まで服を脱がされる。
『ん…っ。』
先端を舌が這う。
『可愛い声…もっと聞きたい。』
『ん、んんぅ…乱数、さん… 』
『さん付けなんて嫌だ……乱数って呼んで…?』
『っ…。』
(ダメ…さっきのキスのせいで何も考えられなくなる…。)
『少し痛いけど我慢してね。』
チュッ…。
首筋に小さな痛みを感じる。
『いっ…。』
ほんのり赤いキスマークを首筋に付けられる。
『……ボクのものっていう印。他のみんなに嫉妬されちゃうね。付き合う前だしこれ以上のことはやめておくよ。でもボクも我慢の限界だから…まりぃちゃん。次は……やめてあげないからね。』
『あー!二郎君手加減してよ!』
『また俺の勝ちだな!』
ゲームセンターでマリ〇カートをしていた。
『ゲームセンターなんて久しぶりに来た…。』
『マジ?』
『小さい頃は家の仕事が忙しくて公園とかでしか遊んだことなくて…』
『あーそっか、お嬢様だもんな。』
『お嬢様って言ってもお稽古とか勉強はそれとなく落第しない程度に教えられてたよ。うちの家を継ぐのはお姉ちゃんだし、お姉ちゃんの方が大変そうだったし……それでも、お姉ちゃんは仕事の合間を縫って私と遊んでくれてたの。』
『そうなんだ…』
(兄貴も昔は俺達のために…。)
『だから私はお姉ちゃんみたいになりたいの。お姉ちゃんみたいに綺麗で優しくてかっこいい人に。』
『俺から見たら……充分可愛いだろ。』
『え?』
『可愛くて、優しくて…。一緒にいるとドキドキするし。』
『それって…。』
『……俺、他の奴らに譲る気ねぇから。』
『!』
『俺のこと好きにさせる。』
二郎君が真っ直ぐ私を見つめる。
その目線を私は逸らすことができなかった。
その日の夜―――。
『頂きます。』
『……。』
『……お嬢様?』
『…え?あ、ごめんなさいね、ぼーっとしてたわ。何かしら。』
『いえ、調子でも悪いんですか?』
『え?どうして?』
『お嬢様のサラダに百合菜様の野菜がてんこ盛りですよ。いつもなら気付いてすぐ注意なさるのに。』
『な、なんで言っちゃうの蘭…』
『あー…今日くらいは…いいんじゃないかしら。嫌いなものは無理にたべなくても。』
『…お姉ちゃん?なんか変なもの食べた?』
『いいえ?特に。もぐもぐ( “´༥`” )』
『お姉ちゃんが私の嫌いな野菜を食べるなんて……怖い!』
『失礼ね……。』
『((( *艸))クスクス』
『嬉しそうですね乱数。もしかして、彼女の部長の原因はあなたですか?』
『さぁ…?秘密〜。』
お風呂
『……まだ消えてない。』
(こんなの他の誰かに見られたらどうしよう。誤解される。)
『サウナにでも入って落ち着こう。』
ガチャッ。
『ふぅ…。気持ちいい…。』
(誰かを好きになるなんて……私に出来るのかしら。家を継ぐことにばかり気を取られていた私が……。)
私はサウナを出る。
お風呂から上がり、着替えて洗面所に向かった。
『…おや。麻里衣さん。』
『入間さん…え、と、お風呂上がりですか?』
『はい。お先に頂いておりました。良ければ乾かしましょうか?』
『えっと…。』
(ここで引きすぎても逆に怪しまれるか…。)
『では、お言葉に甘えます。』
椅子に座り入間さんにドライヤーしてもらう。
ブォォォォ
『綺麗な髪ですね。』
『あ、ありがとうございます。』
『ふふ、でも本当に…聞いていた通りですね。』
『え?』
『……。』
入間さんは私の耳元で囁く。
『仮にも貴方を好いている男に…首元をさらけ出すなんて。無防備ですよ。左馬刻から聞きました。貴方は無防備過ぎるって。』
『そ、そんなつもり、は…///』
『それに、左馬刻のことは名前で呼ぶのに私は銃兎。と呼んでくれないのですか?』
『……そ、れは…。』
『…ふふ。本当にわかりやすい方だ。ところで、この首元のキスマーク…どうしました?』
『!!あ、こ、れは…』
『……。』
『っ、なんでも、ないんです。』
『ほぉ…警察相手に虚偽を述べるんですか。』
クイッ。麻里衣さんの襟元を引っ張り肩に噛み付く。
『んっ、い、入間さ――』
『飴村乱数…ですね?これをつけたのは。』
『……。』
『黙秘ですか。分かりました。それなら…』
チュッ。
『ぁ…っ。』
『私のことを下の名前で呼んでくれるまで、やめません。』
『や、やめ…。』
ガラッ。
『失礼します。麻里衣さん。執事の蘭さんがリンゴを剥いて―――』
『幻太郎…さん…』
『…何してるんですか?悪徳警官。』
『なんですか?小説家かぶれが。』
『(°ㅂ°ꐦ)』
幻太郎さんが私の手を引き入間さんから引き剥がす。
『悪徳警官、いいえ。更にもっと酷い名で呼びましょう。変態悪徳警官。』
『人の情事を邪魔するなんてモテませんよ?』
(あぁ、もういつもこうなる…。)
リビング
『てめぇのせいだぞ乱数。』
『はぁ?初日から手を出した左馬刻には言われたくないね。』
『チッ。』
『よしよし、怖かったですね、小生が撫で撫でしてあげます。』
幻太郎さんが私を自身の足の間にはさみ座らせる。
『お前こそなんで麻里姉の後ろにいるんだよ。近過ぎだろ。』
『おや、嫉妬ですか?中学生にも嫉妬させるなんて小生は大人気ないですねふふ。』
(絶対思ってない……。)
『お嬢様。お取り込み中に失礼します。』
『何ひとつとしてお取り込みはしてないけど何かしら?』
『明日は天気が荒れるそうなのでいつも通りデートは出来ないかと…。』
『確か天気が荒れるって予報で言ってたわね。ちなみに明日の出かける日の相手は?』
『次は…麻里衣様は夢野さんです。』
(た、タイムリー!)
『おや、もう小生の番ですか。では明日は小生の家で過ごしましょう。天気が荒れて万が一帰れなくなっても大丈夫ですよ。』
ニコニコと幻太郎さんが微笑む。
『嫌な予感しかしないんだけど。』
『麻里姉に変な気でも起こしてみろよ、そん時はお前を許さないからな。』
『おっと怖い怖い……。』
『私は明日は理鶯さんとか。家で過ごすのもありだけど…。』
『百合菜殿が良ければ小官は二人きりで過ごしたいのだが……。』
『わ、私は別に、その…。』
『かしこまりました。百合菜様。理鶯様。
明日はこの屋敷の離れで過ごしてもらいましょう。お部屋には色々なものを準備しておきますから。』
『あ、ありがとう。』
『蘭がやる気満々よね。』
『それはそうですよ。お嬢様達の将来の旦那様になる方なんですから。これくらいはしないと。荻浪家の将来と姫神家の繁栄に関わります。』
((めっちゃ下心…。))
『では麻里衣さん。明日は小生の家で過ごしましょう。』
『は、はい…。』
((2人きりでお泊まりってことだよね…?))
双子の運命やいかに…
次回
第5話 ドキドキお泊まり!?
コメント
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みぅだよ🤍 第4話「甘い夜の尋問」読んだよ…。 乱数のヤキモチからの甘い尋問、めっちゃドキドキした…! あの口調の変化とか、押し倒しからのキスマークとか、ねっとりしてて好き。 でも幻太郎が入間さんに「変態悪徳警官」って言い放った瞬間、思わず笑っちゃった(笑) キャラの掛け合いが絶妙すぎる…。 次回は幻太郎とお泊まり?やばい、期待しちゃうよ…!🥀
ぷち
809
#ヒ腐マイ
くまりぼん@🧸🎀
11
ヒプマイ好き
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