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――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《紅糸の裁決編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
――王都アルスランディア――
その場合は、人間、亜人、獣、虫、魚、と様々な異種ノ民がいた…
王国の中心部である為、商人などがそこらじゅうに居て、賑やかに栄えている。
爻綺「・・・」
ベネット「いい匂いがする」
パティシナ「お前…まだ昼飯を食ったばかりだと言うのに…」
爻綺「ついた事だし、僕は少し用事あるから先に門番が言ってたギルドの方へ行っといて」
ベネット「はい」
パティシナ「……わかった…」
……爻綺は、瀧奈への連絡をかねて何処かへ向かう。…
爻綺「迷惑かけられないからね……」
・・・
――王都のギルド(広場)――
オグリ「もうついてたんだな」
ベネット「起きちゃたか、ついたよ…ちゃんと」…オグリの毛並みを触りながら言う、
……向こうの受付場所ではパティシナが手続をしている、
パティシナ「待たなきゃいけないのか?」
受付人「はい、いちょう依頼者というわけで」
パティシナ「はぁ…わかった、直ぐに見つかるはずだし待ってるか…」
…やる気が失せる感じに疲れ椅子に座る。
オグリ「居ないな…先に居ると思ったんだが…」
ベネット「誰を探してるんですか?」
オグリ「あ〜、和服とボロボロの上着を好き好んできてる2人と執事ぽい服の1人でな…3人とも男で」
??「ボロとネックラなら既に居るぞ」
…突然、話しかけてくる、
オグリ「確か…お前は砂漠で…何でいるんだ?」
ニル「ニル・ヘルム、元々ここの住人なんだよ…それに、″コレ″が待ってるからな…」
…小指を立てて見せる。
オグリ「それって、お前の待ち人か?」
パティシナ「いや、粗悪品になった銃の修理待ちだろ」
ニル「そこの君、正解…だが、何故わかった」
パティシナ「同じマニアの人間な感じだからね…他の人なら銃はその数は持たないはずだろ」
…ニルは上着を広げてコレクションの銃を見せる
ベネット「うわ…スゴ」
ニル「そう……あってる…」
ニル「……それと街を楽しむなら、今のうちに…何やら忙しそうだからね…」
ベネット「今のうち…ちょと行ってくる」
パティシナ「待て、」呼び止める
パティシナ「お前は留守番だ」
ベネット「え…でも…ちょとは」
ニル「大丈夫だ、そんな暇は無い様だな…」
…入り口から誰かが来る、
蒼牙「お、ミッケ!」勢いよく現れる…
…その音でαメリーが起きる、
αメリー「!!……?…?」
……蒼牙がスットコドッコイと近づいてくる
パティシナ「…こっちくんな、」
蒼牙「でも、この子が居たから」
パティシナ「その動きで来るなって意味だ」
ニル「だってよ、」
…突然、ベルの音が鳴り響く
受付人「ニル様、注文されたオーダーメイド品でございます、こちらにサインをお願いいたします」
…ニルは大きな箱にサインし、
ニル「じゃぁ〜な暇人」受付場所へと行く
蒼牙「……で、どうする?」
オグリ「あ〜ゴメンナ、瀧奈達との待ち合わせ場所になってるんだな…ここ」
蒼牙「わかった…俺も待つ」そう言って通信機を取り出して誰かと連絡している…
パティシナ「…ちょくら一服の清涼してくる」そう言って強い刺激物が感じられるモノを取り吸う。
蒼牙「彼、変わってるね〜そう思わない?」
…ベネットに話しかけている、
ベネット「え、確かに…変わってますね」
蒼牙「普通、致死の毒物なんて吸わないから」
ベネット「毒物!?」驚く
…ふと、パティシナの方を見るが快感そうにしている
ベネット「本当に…人間として変わってる…」
αメリー「大丈夫なのかな?」
オグリ「特異体質なんだろ…多分…」
…〈ガタン〉と何やら大きな音がさる、
αメリー「!」ビクッとする。
…何やら向こうでは喧嘩が始まってる様だ、
冒険者A「ダメだ、安すぎる」
冒険者B「このレア素材が銀貨100枚なんて」
取引商人「傷物があるんだ、それくらいだ」
受付人(獣人)「困りましたね…もめごとですか」
……何やらレア素材の売買をしている様だ、
ベネット「どうしたんですか?」
受付人(獣人)「すみません。素材の売買の様でして……迷惑をおかけします」
αメリー「大変だ…」
ベネット「でしたら、私が公平に解決いたします」
受付人(獣人)「大丈夫なんでしょうか?」
オグリ「お前……」
ベネット「こう見えても審判なんで、」…そう言い現場に向かう、
ベネット「君達、その討論…僕が判決しよう」
冒険者A「誰だ?」
冒険者B「聞いてよ、この人ぼったくって」
取引商人「ぼったくりじゃねぇ」
ベネット「まずは情報を…」天秤の様な形が異風に変わった道具を取り出す、
……ベネットは3人の話を聞き判断する……
冒険者A「こんな珍しいの100銀貨なんて安い」
取引商人「何だ、文句ばっか言いやがって」
冒険者B「文句しかないわよ」受付人(獣人)「……」
ベネット「確かにそれだね…ここの通貨は知らないけど…大体わかった、この魔石で言い争ってる感じだし」
冒険者B「何言ってるの?」
ベネット「この天秤は嘘をつかない…それに話を聞いてる感じだと、君達や彼の言ってる事は半分あってる、でも…嘘が分けられた」
受付人(獣人)「えっと…1番安い銅貨が20枚で銀貨に、銀貨が30で1番高い金貨の感じになります、わかり訳すすれば、この菓子が銀貨1と銅貨2枚って感じです」物を使ってわかりやすくベネットに説明する、
ベネット「相場で金貨8枚、ですよね?…」
取引商人「!!」動揺する
ベネット「そう考えると…銀貨は240枚になりますね
ベネット「確か珍しい物だけど傷物で品が落ちてる事は本当の様だ、そんなに詳しいくないけど、それでも安くしすぎる数字だね」
冒険者A&B「だってさ」取引商人の方を見る
取引商人「ぬぬ…」
ベネット「一儲けして少しでも楽に……って意識が漏れてるよ…かなり動揺してるね」
取引商人「金貨、7枚だ…」
冒険者 A「あ?足りないぞ!」
ベネット「こら、雰囲気に乗って金を巻き上げようと思ってたでしょ?」
冒険者B「本当?」
冒険者A「うっ…本当だ」
受付人(獣人)「便利な魔道具ですこと…」
ベネット「最初っから罪悪感だらけならしなければ良かったのに……。判決をだします、コレは金貨7枚で手打ちにする事、以上です……」
ベネット「ちゃんと謝ってくださいね」圧をかける
取引商人「すみません…」
冒険者A& B「こちらもすまない」「ごんなさい」
ベネットの天秤『審判成立…和解。」
ベネット「よろしい」
受付人(獣人)「よかった…案外早く終わって」
蒼牙「便利な解決だ」
αメリー「解決だ〜」
…そうこうしてるうちにパティシナと爻綺が戻ってくる、
パティシナ「何かあったのか、」
爻綺「ただいま…」
αメリー「おかえり、ベネットがね…シュバって解決してた所だった」
爻綺「そうなんだ、見てみたかったな…」
蒼牙「……何だろう?この匂い、馴染みある感じ」そう言い爻綺に近寄り嗅ぐ…
爻綺「え、な…なんですか?」
蒼牙「墓威と旅冴に少し似たニオイ、お前…なにものだ?」
爻綺「弍白 爻綺ですが、貴方こそ……」
蒼牙「弍白…お前、弍白 達の何だ?、」
爻綺「達って、誰かと勘違いしてるのではないでしょうか?…私は、ずっと1人身で…」…
ベネットの天秤『異常…解析不能。」
ベネット「待って、どう言う事…」
αメリー「どうしたの?」
ベネット「嘘で嘘じゃない…そんな反応。言ってる事が罪ある嘘じゃないから読み取れないけど…嘘をついてるのは確か……」
パティシナ「……へぇ〜」
蒼牙「その名前は、″彼″と″彼の拾い子″しか使わないから俺が知らないはずがない…」
爻綺「・・・そうなんだね…やっぱり彼に子が……」
蒼牙「お前、まさか…」
……突然、入り口から騒ぎが聞こえ誰かが来ると同時に、受付人の人も慌てた様に急いでいる、
慌てる人「街に不自然なアンデッドが湧き上がって…」
受付人「わかってます、ギルドの皆さん緊急です。本来こんな事は無いはずですが王都の西側からアンデッド型モンスターが大量に発生しています…」
冒険者達「やばいんじゃないか、」「王都に限ってこんな事が起きるって相当な事よ」「早く行かないと、娘が家にいるんだ」「オレ達も行くぞ」…
…一気に街中が騒がしくなっている、
オグリ「なぁ大事じゃないか?」
蒼牙「…そうだ、今は王も騎士も居ないんだっけ」
ベネット「人手が足りないなら僕も行きますよ」
αメリー「私も行く!」
爻綺「手伝います……君も」
パティシナ「俺もか…わかった」
蒼牙「行こう!」…
…αメリー達と蒼牙は王都の西側へ向かう、
…大勢の冒険者が全員ギルドから出ていった。
ニル「・・・国級魔術師か…面倒くせ」…
……一方………達は、
続く→