コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
注意⚠️
nmmn
mnri
↑上の二つを見て意味がわからない方、地雷な方は今すぐ閉じて下さい
死ネタ/自殺シーン/流血/曲パロ
曲名『あの夏が飽和する』
幼なじみ設定
口調/キャラ崩壊など解釈違いあり
mn『』
ri「」
※ご本人に全く関係ありません、本人等に伝える行為は絶対辞めてください
この先名前伏字なし
↓本編↓
____________________
【ri視点】
日が暮れ、夜になり空には満天の星があった
そんな星を眺めるように俺たちは仰向けに寝転がる
ただ静かに夜空を眺めていた時マナが口を開き突然こんなことを言う
『いつか夢見た優しくて誰にも好かれる主人公なら…』
『汚くなった俺たちも見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな』
マナの言葉を聞いた俺は血が出そうなほど口を噛んだあと答える
「そんな夢なら捨てたよ…」
「マナ…現実を見なよ」
幸せの4文字なんてなかった、今までの人生で思い知ったじゃん
「自分は何も悪くないと誰もがきっとそう思っているんだッ!」
と、怒りで最後に叫ぶようにそんなことを言う
マナは動かず何も喋らずただ俺を見つめている
そんな彼に徐々に理性を取り戻す
「ごめんマナ…俺…」
そんなマナは俺をぎゅっと抱きしめ、囁く
『ええんやで…ライ…』
そんなマナの言葉に顔を赤く染める
「好き…」
自分が放った言葉にハッとし、すぐさま口を手で塞ぐ
頭の中で考えていたつもりが口に出してしまった
1番知られたくない相手に1番知られたくないことを_
「今のはちがッ…ごめ…ッ…」
嫌われないよう必死に言い訳を探す
けれど目からは涙が溢れ、泣くことを止めることが出来ない
そんな自分の顔を見られないように腕で顔を隠す
マナはただただ何も言わずずっと無言のままだ
失望された好きな人に…
俺の一言で…全部台無しだ…どうしよう…どうすれば…
なんて考えてるとマナがそっと俺の手を掴みまっすぐ俺を見つめる
『それは、友情として?それとも恋愛として俺の事が好きなんか?』
彼の質問に躊躇っていると、マナがこう言う
『どっちの意味だとしても俺絶対ライのこと嫌わないし、離れへんで』
「恋愛として…マナのことが好き」
俺が答えると数秒間沈黙になる
あぁ、やっぱり口だけだったかと思って手を離そうとした時
『俺も恋愛としてライが好きやねん』
優しい笑顔で俺の手をそっと握る
『なぁ、ライ』
『嫌ならええんやけど、俺ら死ぬまで付き合わん?』
そんな言葉にまた俺は大粒の涙を流す
「うん…うん…!」
泣いたまま笑いながら何度も頷く
そんな俺のことを見て、マナが愛おしそうに笑いながら俺を抱き寄せる
お互いの顔が近くなると同時に口が重なり合う
そんなマナの行動を嫌がるはずもなく受けいれ、そのまま地面に押し倒される
どうやら、今日の夜は長くなりそうだ
【数日後】【mn視点】
宛もなくさまよう蝉の群れに、
水も無くなり揺れ出す視界に、
迫り来る鬼たちの怒号に、
バカみたいに俺たちははしゃぎあい、走って逃げる
するとライはオレのカバンを掴みナイフを取り出す
『ライ…?』
そんな突然の出来事に驚き足を止める
そして警察と俺を前にライが呟く
「マナが今まで傍にいたからここまでこれたんだ」
『待ってや…何をする気なん…?』
「だからもういいよ」
「もういいよッッ!!!」
そう言い、自らの首にナイフの刃を当てる
「死ぬのは俺一人でいいよ」
そしてライは首を切った
彼の首から鮮やかな赤が飛び散る
まるで何かの映画のワンシーンだ
目の前の光景が現実だと思えず、白昼夢を見ている気がした
今だ!!という警察の声に我に返り、ライに駆け寄ろうとするが気づけば俺は捕まっていた
手錠を掛けられ地面に押し付けられる
『ライ…ライッッ!!!』
ずっとライの名前を呼ぶが目の前にいる彼はビクともせず地面に倒れて、ただただ血が流れていく
首からの大量出血で、ライの所に血溜まりができ、警察の数人がライを取り囲んでいる
『離せや!!!ライに触んな!!!!』
『なぁ、ライ起きてや…頼むから…ライ…』
どんどん自分の声が震え小さくなる
俺を捕まえている警察がそんな俺を見て口を噛み締める
そのあと俺は警察署で取り調べを受け、元いた街に戻される
元々1人暮しだったため、家に家族は居ない
あれから学校は、ほとんど行っていない
けど、周りは何も無かったように過ごしている
そんな日常の中にもしかしたらライは居ると思ってる自分がいる
でもなどう頑張っても
お前だけが見つからなくって…
お前だけがどこにも居らんくて…
ただただ悲しみと絶望に包まれるだけだった
それから時が過ぎ、暑い夏も過ぎていった
いつも通りアイツらは日常を生きているのに、何故かお前だけはどこにも居らんのや
ふと、あの夏を思い出す
ライが死んだあの夏を_
俺は今も今でも歌ってる
俺はずっとライを探している
お前に言いたいことがあるんや
9月の終わりにくしゃみして、6月の匂いを繰り返す
お前の笑顔は…お前の無邪気さは…
ずっと頭を飽和してる…
ぽたぽたと涙が溢れ出す
『誰も何も悪くないよ、お前は何も悪くないから』
『もういいよ、投げ出してしまおう!』
そう言って欲しかったんやろ?
なぁ?ライ
俺はずっと後悔している
ライを死なせたこと
そして、**“死ぬまで”**付き合おうと言ったこと
____________________
おかえりなさーい
人によって解釈が違うから曲パロって難しいって思ってしまった
結構後半歌詞そのまんまが多かったかも
次回は別CPと、とあるバースで書きます
よければいいねとコメントよろしくお願いします
次回→??×🤝