TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



第7話:研究の本当の目的

深夜2時。

市川市郊外の廃工場の前に、山科、日下部、高木の三人が集まった。

錆びた鉄扉には、何かの文字がかすれて残っている。

「ここが、呼ばれた場所か……」山科がつぶやく。

中に入ると、薄暗い空間に大量の機械と資料が散乱していた。

壁にはパンダのDNA解析図や遺伝子組み換えの設計図が貼られている。

「これが博士の研究室の裏側か……」日下部が言った。

高木は震える手で一冊のファイルを取り出す。

「これには、博士が隠していた真実が書かれている。

このプロジェクトは、単に動物の強化だけではない。

“人間の遺伝子を動物に組み込む”ことで、 新たな生命体を生み出そうとしていた――」

突然、背後で金属音が鳴った。

三人が振り返ると、暗闇から黒川博士が現れた。

「君たちには話していなかったが、この計画は未来のための希望だ。

動物と人間の融合が、新たな進化の鍵を握っているんだ」

博士は冷たい目でそう言った。

「だが、その“希望”の犠牲になるのは、メイリンだけじゃない。

動物園にいる他の動物たちも……」

山科は拳を握りしめた。

「止めなければならない。

これは科学の暴走だ」

博士は不敵な笑みを浮かべる。

「そう思うなら、試してみるがいい」


次回:第8話「市川の夜に走る影」

逃げるメイリン、迫る追手。市川の街は再び騒然となる――。


「白い檻の中のパンダ」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

36

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚