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ミリス
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脳てゃ
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第33話「クリスマスの街で」
12月25日(金曜日)
クリスマス当日。
街はいつもより少しだけ華やかで、あちこちにイルミネーションが輝いていた。
今日、陽葵と塁が待ち合わせる場所は、いつもの夜空中央駅ではない。
クリスマスツリーの点灯で有名な、街中の駅――
𝒇𝒓𝒊𝒆𝒏𝒅𝒍𝒚𝐡𝐢𝐥𝐥𝐬タウン駅。
駅前には大きなクリスマスツリーが飾られ、たくさんの人が集まっていた。
陽葵は少し早めに駅へ到着した。
スマホを確認すると、塁からLINEが届く。
塁「今、駅着いたよ」
陽葵「私も着いた!どこにいる〜?」
塁「ツリーの近くにいる」
陽葵は辺りを見渡した。
きらきらと輝くイルミネーション。
大きなクリスマスツリー。
その向こうに――
見覚えのある姿が見えた。
「……塁くん」
今日も会える。
それだけなのに、胸が少しだけドキドキする。
塁も陽葵に気づいた。
目が合う。
そして、ゆっくりと陽葵のところへ歩いてくる。
塁「陽葵、おはよう」
陽葵「おはよう😊 メリークリスマス!」
塁「メリークリスマス」
二人で笑う。
夏に初めて会ったときとは違う。
今では、こうして自然に隣に立てる。
それがなんだか嬉しかった。
陽葵「ツリー、すごいね〜!✨」
塁「うん。思ってたより大きいな」
陽葵はツリーを見上げる。
きらきらと輝く光が、二人の顔を照らしていた。
そして塁は、今日伝えると決めていた言葉を思い出す。
――今日は、ちゃんと伝える。
陽葵はまだ知らない。
このクリスマスが、二人にとって忘れられない一日になることを。
大きなツリーの前で、二人のクリスマスが始まった。
コメント
1件
第34話、読んだよ〜!🎄✨ もうね、陽葵と塁くんの距離感が夏と全然違くて、じんわりしちゃった😭💕 「今日はちゃんと伝える」って塁くんの決意の一文に、こっちまでどきどきしちゃう…! クリスマスツリーの前で自然に笑い合える二人、尊すぎるよ…!次が待ち遠しい!