テラーノベル
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気がつくとそこはもちろん病院。
必死に探したのは百合ではなくなんと先生だった。
これには自分でもびっくりしている。
先生やお母さんの説明を聞いていると頭を打ってまるまる2日ずっと寝ていたと言う。
そしてゆりの手作りスイーツを食べながら色々聞かれた。
1週間後
職員室へと呼び出され、一軍女子と話をした。
そして、校長が
「そこまでエスカレートしたのならばもう居なくなった方が良いのかね?」
と言った。
そして
「居なくなった方がよっぽどいいと思います!」
と一軍のクソ野郎が言った。
なんで私が退学(転校)しなければいけないんだ?と戸惑いつつも静かにその話が終わった。
数日後
あの件についてまだ何も話されていない。
そしていつものようにガーデンへ行ってもあの先生はいなかった。
あの話から1週間後経っても先生が見当たらなかったので校長室へ行き、聞いてみた。
すると
「これは他言無用だぞ」
嫌な予感がする
「彼はね、退職したんだ」
え?
聞いた途端に涙がこぼれ落ちていた。
なぜだかその日からずっとちゃんとご飯もまともに食べていないし、寝れなかった。
そして毎日放課後にあの花を見つめて先生へ伝えたかったことをずっと呟いていた。
「先生、あのね、私ね」
「先生のこと好きだよ」
また会いたい、ずっと一緒にいたいと言う意味を込めながら言い放った。
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