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魔物討伐に密かに参加する魔術師の少年と別れ、ヴァレナが向かったのは――
「――どうされましたか?」
ヨシュカは部屋から顔を出すと、怪訝そうにヴァレナを出迎える。
「話したいことがあります。込み入った話になるので、中で話したいです」
それを聞いたヨシュカは部屋に招き入れて、出入口の近くの椅子をヴァレナに勧めた。
「……込み入った話、とは?」
「聖女や、聖獣騎士に関する話です」
「まずは話を聞きましょうか」
要領を得ないとばかりに、ヨシュカは話の先を促してきた。
「最初に……あなたは、聖女の力についてどれくらいのことをご存じですか?」
ヴァレナが問うと、ヨシュカは少し苦い顔をしてから答える。
「聖女*********
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