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もうだめだ、いつか更新しなくなるDom/Sub集。

ハマっている今にたっくさん量産しておきますね 😘😘

( 短編集だけど設定は全部繋がっていると思っててください。 )






がちゃっ…玄関の方から音が聞こえる。

それとともに俺の大好きな青色が視界に入る。大好きな匂いに包みこまれる。


「こら、まろ。 手洗いうがいしてこい」

「えー?まろ頑張ったんだけど〜!」


ぽえ声を出して洗面台の方へ向かう。

こういうところ律儀でおもかわって感じで好きなんだよな。やっぱまろが好き。

……でもまろのことだぁいすきだから俺気づいちゃった。


「…まろ、こっち。来て。」

「ん〜?なぁに、ないこたん」

「………」


彼に近づいて鼻を研ぎ澄ます。

…やっぱり。


「ねぇ、誰の香水?うちの社員の香水とは思えない。…なんか甘ったるい。気持ち悪。」

「ん〜、なんやろ…??」


そう言って自身の匂いを嗅ぐ彼。

…ふーん、そうやって俺に隠し事するんだ。素直に飲み会行ってましたって言えばいいのに。

最低。やっぱきらいだし。


「ん?…え、ちょないこ? さ、Subdropしかけてる…!!!」


そう言われた瞬間俺の意識はぷつんと途切れた。



ここはどこ

わかんない。わかんないわかんないわかんないわかんない…

こわいよ、こわいこわいこわいわこわいこわいこわいこわいこわいこわいわこわいこわいこわい

たすけて…たすけてよ、まろ。

…でも、おれのこときらいだもんな。まろはおれのこときらいだから…、かくしごとするもんね


「…――っ、!!」


あぁ、なんかいってるよ。しつこいなぁ。

もうおれにかまわないでよ。おれのことすてちゃえよ…


っ、おれすてられちゃう…?

それはいやだ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

おれはまろのことだいすきだから…っ、


だから



すてないでよ…っ…、、、





I.side


あかん、Subdropしてしもうた。


Subdrop《サブドロップ》簡単に言う闇落ち的なもんやな。

SubがDomに愛されてないって感じ取った瞬間に陥ってしまう一種のモードみたいなもの。

そのSubdropは一度入ってしまうと本当に大変。…いや、愛されていないって思わせてしまう俺が悪いんやけどな?

でもそれでもやっぱり俺の声は中々届かないもんだからずっとCareし続けなきゃいけない。

…その間にCommandを出すなんて出来るわけ無い、っていうかやるやつは本当に馬鹿だしそんなん言ったところで聞こえるわけ無い。


だからこそ俺の身体的疲労、精神的疲労も酷いのだ。


「ないこ、起きて。真っ暗で怖いやろ。俺の声も聞こえない。寂しがり屋のないこなら嫌いやろそんなとこ。」

「戻っておいで、俺がずっと抱きしめてあげる。好きなCommandもPlayもしてあげる。」

「…今度好きな寿司食いに行こうか、それとも新しいCollar買いに行く?ないこ新しいの欲しい!ってずっと前から言ってたもんな。中々答えれてあげれてなかったけど最近俺にも余裕で来たわけやし買いに行こうや。」


俺の大好きな声が聞こえない。閉じてしまったその瞳が俺を移してくれない。

辛そうに息をしているのだけが感じ取れる。


「頑張っとるな、必死に抵抗しとる。」


「大丈夫、また一緒に笑おう。かわえぇ顔見せて。」

「んも…今日は深いな…」

「俺が悪い事したんやったら教えて。全部反省する。ないこが嫌だっていうことはやりたくないから俺のためでもあるから。」


「偉い、今日も偉いよないこは。俺がなにもわかってやれないのに必死に1人で耐えてきてたもんな。ほんまになにもわかってやれない俺が嫌いや。…なんて俺のこと責めるやつは誰であろうとないこは嫌いやもんな、笑」

「だいすき、ずっと一緒にいよう。愛してる。世から認められてないとしてもいつか認められるその日が来たら結婚しよう。Collarとは別にお揃いの指輪も買おう?ないこの綺麗な手、左手の薬指に入れよう。」


…あかん、泣きそう。全然帰ってきてくれない。

嫌だ、タヒなんといて。俺のそばから離れないで。ずっと一緒に居たい。生きているないことずっと一緒に居たい。


なんて考えた時、俺の心を読み取ったかのように彼の閉じた瞼の下から雫が零れ落ちる。


「…ないこ、戻っておいで。大好き。」

「ぁ、ごめんなさい…っ」


目を開けた彼を優しくぎゅっと抱き寄せる。

それで彼は余計に泣き出しちゃうもんだからずっと背中をさする。そしてCareも続ける。


「ありがとう。俺の元に戻ってきてくれてありがとう。俺の側にこれからも居てくれる、?」

「…っ、まろこそ、おれ…まろにとってまだ『必要な子』…?」

「当たり前やん、俺はお前がおらんと生きていけへんよ。俺の人生にとってお前は一生『必要な子』や。」


ないこにとっての地雷word…?みたいなのがあるらしい。

一回それを発してしまってとんでもないことになったのが今でも覚えている。

それと対になる『必要な子』『居ないと生きていけない』などないこを欲している言葉がないこにとって一番嬉しい言葉らしい。

…もう絶対に『いらない子』なんて言わへんからな。


「…ねぇ、まろ…俺のこときらいになった…?」

「嫌いなわけ無いやん。ずっと愛しとる。」

「…っ、そっか…俺、ちょっとだけ聞こえてた。」


「結婚。してくれる?」


そうにやっと笑みを浮かべる目の前の彼は俺の自慢の彼女。



end




「よしよーし、まろごめんね。今度は俺が癒やす番ね。」

「ん…っ、つかれた…」

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