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何時ものように僕が帰ろうとすると、芥川が
「これから泊まっていってくれないか。」
と云った。
「…………いいのか?」
何故僕のことを嫌っている芥川がこんな事を云い出すのかと僕は不思議に思った。しかし芥川は
「嗚呼。」
と一言云ったきり窓の外を見ていた。僕は森鴎外に泊まることを伝え、布団を用意してもらった。布団に入ろうとしたとき、突然、今、自分の思いを伝えないと後悔する気がした。スゥゥゥゥゥと深呼吸をして僕は芥川の方にむく。
「芥川、」
僕は呼ぶ。
「なんだ。」
「…………僕は、、お前が、、すき、だ」
僕は自分の心臓が口から飛び出そうなくらい鼓動が速くなっているのを感じた。芥川からの返答はなく、暫く静かな空気が流れる。矢っ張りなんでもない。と云おうとした時芥川が小さな声で
「やつがれもだ……………///」
と云った。芥川はそっぽを向いていたが、その耳は真っ赤だった。そのまま僕は布団から出て芥川の方に近づき、頬に手を当て此方を向かせる。芥川は顔を真っ赤にし、
「ゃ、やめろ……………///」
と云う。僕は其のまま芥川を抱きしめ、
「ありがとう芥川………」
と呟く。ずっとこのままで居たい。そう思い乍ら芥川の体を離す。其のまま、流れる様に僕達は深いキスをした。
1番にやけてしまうシーンです()
書いてて若干恥ずかしい()