この作品はいかがでしたか?
600
この作品はいかがでしたか?
600
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠ ちゅーい ⚠
死ネタ
流血注意
9月1日
自殺者が多い日 。
数年前から知っていて 、 正直自分がその1人になるなんて思っていなかった 。
今日は8月31日 。
遺書を書き続ける 。
実況者として 、 アンチコメントやモチベについての悩み 。
人間関係で 、 余計なことを言っていないか 、 迷惑かけて嫌われていないかという悩み 。
そして恋人 。
最近よく 、 出かけることが多い 。
何なら街中で女性と話しながら隣を歩く姿を見てしまった 。
らっだぁも男なんだから女の子の方がいいに決まってる 、 なんて我慢してたが浮気されてることを考えると涙が出てくる 。
色々な悩みを貯めに貯めまくり 、 何も考えたく無くなった 。
考えるのが疲れ 、 自ら息を引き取ることを選んだ 。
涙を流しながら書き続け 、 最後の1行を書き終えた 。
書いてる時に色々考えたせいか 、 少し不快な気持ちになってしまった 。
辛い気持ちを晴らしたく 、 俺はらっだぁが帰ってくるまで寝ることにした 。
遺書を隠さず机の上においたまま 。
数時間後 ~ 。
気持ち良く寝ていると 、微かに泣き声が聞こえる 。
身体も揺さぶられているような感覚もある 。
重い瞼を開けると 、泣きながら俺を起こす彼の姿があった 。
急いで慌ててどうしたのと聞こうとするの 、 読み終わったのか 、 少しぐちゃぐちゃになった寝る前に書いた遺書が目に映る 。
しまったと後悔をしていると 、 彼は俺が起きたのに気がついたのか 、 抱き着いてきた 。
🧣 「 ぺいんと 、 やだ 、 好き 、 愛してるの 、 誤解だから 」
なんて泣きながら言われる 。
泣きすぎてまともに話せない彼を見て俺はくすっと笑う 。
🍤 「 泣くなよ w … ごめんな 、 もう決めたことだからさ 。 」
と言い終わったあと彼を優しく撫でる 。
少し悲しそうな声を出した後 、 抱きしめられる力が強くなった 。
俺の為に悲しんだり泣いてくれてる 。
そう思うと 、 ほんの少しだけ嬉しかった 。
なんて思っていると 、 彼は突然 、 衝撃的な言葉を口にした 。
🧣 「 なら 、 俺もぺいんとと死ぬ 」
正直何を言っているのか分からなかった 。
死ぬ ? どうして ?
少なくとも 、絶対にらっだぁが死ぬ必要は無い 。
俺が勝手に思い悩んで 、 勝手に死のうとしてるだけ 。
らっだぁには生きて欲しい 。
長生きして欲しい 、 幸せになって欲しい 。
そんな彼の言葉を否定すると 、 比例するかのように 、 彼は俺の言葉の全てを冷静に返していく 。
泣きながら 、 震えながら 、 悲しそうな顔を浮かべながら 。
必死さが伝わっていき 、 ゆっくり落ち着いて話し合った結果 、 2人で1緒に死ぬことにした 。
屋上から飛び降りて 、転落死 。
俺らが住んでるのはマンションだから 、 屋上なんて好きなだけ出入りできる 。
もうすぐ0時になりそうだったので 、 俺はまだ少し泣いているらっだぁの手を引っ張り 、 屋上へ向かった 。
屋上から見える景色はいつも通り 、 とても綺麗な夜景が広がる 。
とても小さな星が広がったり 、 小さな建物が広がっているのに 、 手には届かない 。
でもそんな景色が好きだった 。
rd side
俺は 、 これから最愛の人と死ぬ 。
最後まで最愛の人と居れると考えるとほんの少しだけ嬉しいと感じる 。
でも欲を言えば 、 これからもずっと一緒にいたかったのと言う気持ちもある 。
でもこうして一緒に死ぬのもまたいいなと考えながら風に当たりながら無言で微笑んだ 。
隣で手を繋いでる彼に行くよと微笑みながら声を掛けられる 。
俺はその微笑みを返すかのように静かに頷いた 。
俺らはゆっくり足を踏み出し 、 急降下する 。
途中 、 俺らは空中で 、 最後に抱き合った 。
風は少し冷たいのに 、 彼の体温は暖かい 。
恋人で居れてよかった 、 出会えて良かった 。
目を瞑って 、 俺は叩き付けられるのを待っていると 、 彼の口が開く 。
🍤 「 … 俺のこと 、 見つけ出してね 」
急に意味のわからない事を言われ 、 俺は頭を守るかのように頭を包み込まれる 。
必死に抵抗するも 、 頭は抜けない 。
目の前にはもう地面が見えている 。
このままだと俺は死ねない 、 ぺいんとだけが死ぬことになる 。
それが悔しく悔しくて 、 叫ぶと 、 目の前には寝室が広がった 。
当たりを見渡すと 、 いつも通り 、 昨日も過ごしてた寝室 。
夢かと溜息を着くと 、 俺は直ぐに出かける準備をした 。
扉を開け 、 5ヶ月毎日歩いている道を辿ると 、 いつも見ている真っ白な建物の病院が見えてくる 。
最愛の人がいる1008号室のドアをノックし 、 入ってもいいかと尋ねる 。
いつも通り返事は帰ってこなず 、 堂々とドアを開け 、 病室に入る 。
病室の奥にはベットがあり 、 そこには見慣れた最愛の彼が眠っている 。
心臓は動いているのに 、 意識は戻らない 。
でも俺はそんな彼に話しかける 。
🧣 「 ねぇぺいんと 〜 、 聞いてよ ! 」
🧣 「 この間また姉に買い物付き合わされちゃってさ 、 ずっと一緒に街中歩き回ってたよ … 」
🧣 「 あ、浮気じゃないからね!? 」
🧣 「 そーいえば 、 あの時ぺいんと 、 俺と姉のことで 、 浮気だと勘違いしてたよね 、 あれ可愛かったなぁ 〜 w 」
なんて独り言のように話す 。
返事は返ってこなず 、 彼は目を閉じたまま 。
🧣 「 …ねぇぺいんと 、 ぺいんとは何してたの ? やっぱ一晩中寝てた ? w 」
なんてくすっと笑う 。
今までのぺいんとなら 、 少し怒ってくるのだろうけど 、 今の彼は何も言わない 。
🧣 「 いつも通り無視かよ 〜 、 w まぁいいけど 、 w 」
なんて言ったあとすぐ 、 彼の髪を撫でる 。
手入れされてない髪にしてはとても綺麗な状態 。
まるで普通な状態で生きているかのように 。
でも俺の心は満たされない 。
死んでいないのに死んでいる 。
二度と話せる気がしない 。
🧣 「 …ねぇぺいんと 、 俺考えたよ 」
そう言いながら 、 俺は持ってきたバッグから包丁を取り出し 、 彼の心臓を狙う 。
🧣 「 どうしたらこの寂しさを埋められるか 、 どうしたらまた一緒に話せるか 」
視界がぐちゃぐちゃ 、 きっと涙を流しているのだろう 。
🧣 「 ねぇぺいんと 、 俺と一緒に生まれ変わって 、 また恋人になろ 、 今度はずっと一緒 、 最後まで 、 」
にっと微笑みながら述べ 、 口を閉じたあと 、 思いっきり狙った所に包丁を刺した 。
意識はある 、 死んではいないのに何も悲鳴も立てず 、 涙は出ない 。
出てくるのはドロドロの真っ赤な血だけ 。
🧣 「 あはは 、 ぺんちゃんは血まで綺麗なんだね 、 来世はどーなるんだろ ? 」
なんて言い 、 後を追うかのように 、 自分の包丁をお腹に刺した 。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
9月1日は自殺者が多い日ですね 、
無理には生きてと言いませんが … 少し抵抗をしてはどーでしょ !
少しは楽になるかもですよ !
妖ぱろは次出しますね〜 !