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ｷｭﾜﾝｯ！
『ポチくん？？どうされました…、って、 』
「よぉ〜、インターホン鳴らしても
出てこねぇからポチに頼ったんだ」
『う、それは…すみません、』
「菊？ポチどうだった…って 」
「お兄様！お久しぶりですね」
「お、おう…。」
『…とりあえず、中入りましょうか』
セールスマンでも来たのかと
思っていた私達はびっくり仰天
そこには中二((ギルベルトくんが
いました
「なんでこいつがここにおんねん…」
「そうだよギル！ここに来た理由は？
何かあるんでしょ？」
「菊の生存確認だ」
「菊の？？なんで？？」
「コイツほっとくと飯食わねぇし 掃除とか
しねぇし定期的に俺様が来てるんだよ 」
『ｳ…、』
「菊…ご飯は食べなきゃでしょ？！！」
「飯美味いやつらと関わりあるんだから
ていうか俺達も呼んでくれれば行ってたのに」
「鎖国んときのなごりけ、…、」
『鎖国時代は食べさせてもらってましたから』
「ｳﾞｪ、鎖国の時のはあんまわかんないよ」
「このおじいちゃん中々の坊ちゃんやから
甘やかされるんが普通なんや」
「へー…」
『甘やかされては…いま…せん』？
「嘘つけ、明らか目逸らしとるやん」
「ま、多分ギルベルトのとこでしっかり
動かされてる筈だけどな」
「確かに 」
『いやあれ今で言うパワハラですよ 』
「w」
『笑ってないで！！もう、…。』
「甘いもん食わしたらすぐ布団から 出てくる
食欲お化けが何言うとん」
『それ関係ないでしょう？！！w』
「食べ物に釣られる所は俺らも何回も
見てるし今更だな」
「俺様のとこはクーヘンだったな」
「こっちはジェラートだったよね」
「で、俺んとこがカステラ」
『お、ぉぉぉ美味しいのが悪いんですよ？！』
ダメだ、このメンバーと言い合うと
私の黒歴史しか出てこないｯ、…。
逆に相手に言えること、昔のこととか、？
かつてのローマさんのお話？
「ふーん、昔の話け」
『え、なっ、？！』
「顔に出やすいんじゃ」
「そう？俺ら全然分からなかったよ？？」
『…言い負かすには昔の話するしかと
思いまして…。ローマさんの話でもと
考えてました』
「じいちゃんの？！」
「へー、それは普通に気になる」
『あったの数回だけですけどね？ 』
そう、数回だけ。
王耀＿耀さんに連れられ会いに行った
ゲルマンさんとローマさん、
お二人共に優しく(?)してくださいました
…女だと思われてましたけど
ゲルマンさんの手はさすがだなという
力強い手で、よく頭を撫でてくださいました
こう考えるとギルベルトくんに似てますね
ローマさんは…ナンパをよくしてきました
というか引き抜き、なんですかね？
うちに来ないかという誘いがよくありました
温泉などのものに揺らぎましたが
耀さんが必死に止めてました
「耀＿。昔からそうだったんだね、、、。 」
「じじぃ 俺らと同じことしてるじゃねぇか」
「流石俺らの祖先！！ｹｾｾ 」
「ゲルマン…って人の体格が俺らに
出てるんやんな、…。」
『性格的にはルートさんや蘭さんに
似ている感じですね、ローマさんはお2人を
そのまんまにしてる感じ…。』
「菊って長生きじゃん？ 」
『？はい』
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