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「朝比奈…先輩………?」
「…!?」
一瞬で色んなことが起きすぎてる…
今…私、どんな顔、してるんだろ…
笑顔…作れてる…?
「お、鳳…さん?奇遇だね…どうしたの?」
「えっと…剣がシャキーンってしすぎてたから…ちょっとガタガタってなってるやつに変えてこようと思ったんです!」
「刃毀れしてる剣にしたら、切れ味落ちちゃうけど…」
「えっ?でも…」
「いっぱい遊べたほうが、楽しいですよね?」
あぁ…そうだった
鳳えむは殺しを楽しむ凶人だった。
それにしても、メールについては何も言ってこない。見られてはない…?なら良いんだけど…
「朝比奈先輩はさっき何してたんですか?」
「矢の補充に武器庫に行く途中だったよ」
「じゃ、じゃあ…なんでスマホが……」
「…日野森さんから、明日訓練しようって誘いが来てたんだ。」
「そーなんですね!!い〜な〜!あたしも行きたい!!!」
「……じゃ、日の森野さんに聞いておくね」
「やったぁぁぁ!!ありがとうございます!」
本当に…元気な子だ
ここでは
fin.
(類視点)
「瑞希…」
「そのメール、ニーゴ・KnightsのKからだよね」
「ち、違う違う!!これは杏から…」
「こっちはドローンが味方なんでね。簡単にそんな嘘見破れるよ」
相手は観念したのか、肩を落とした。
ようやく一安し
「…どういうつもりかな?瑞希」
「先輩に銃口を向けて……」
「秘密を知られたら…ねぇ…?」
「そっちの秘密も教えてもらわないと♪」
「あいにく、渡せる秘密はないんだ。」
「その武器、降ろしてくれr」
「無理★」
「類、君は僕のことを何でも知れる。元ハッカ ーだから当然だけど。」
「でも、僕は類のこと、全然知れてない。野菜が嫌いなこと以外知らないも同然。」
「それだけかい?」
「うん。僕は、類のこと、知りたいだけだよ」
「一つ、質問に答えてあげるよ。」
「やった♪」
「だから武器降ろしt」
「ごめんそれは無理。」
「なんで!?」
「いつも格上の先輩の頭に銃口向けてる気分、最高だから♪」
「そ。」
「じゃ、」
「此処に来る前のことを教えて?」
「それは…ッ…無理だ。君が気分を損ねてしまう」
スタスタッ
「え!?弾が…出ない……?」
悪いけど、その銃口に意味はない。
すり替えておいたからね♪
「じゃあね、瑞希。その話はまた今度、必要になったらしてあげよう。」
「待って!!」
「ニーゴのこと…」
「あぁ、僕たちだけの秘密だよ。ハッカーは情報を大切にするからね」
言えない
あんな…こと、言ったら…
「また僕は独りになってしまうから……」
「類……ッ」