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「…ということで話を伺いに来ました。」
被害者の親族の家につき事情を話したところだ。「質問してもよろしいですか?」
そう言うと夫婦は小さく頷く。
「では、4日前から昨日までで娘さんは誰かと出かけたりしましたか?」
夫婦はすぐに答える。
「永野です。永野に半分無理やり出かけさせられたって野々花が…」
「他には出かけたりいつもと違う人と食事をしたりはしてませんか?」
「していません。」
夫婦の返事に嘘はなさそうだ。これ以上聞くことはない。
「分かりました。ありがとうございます。事件解決に全力を尽くしますので安心して待っていてください。」
「はい…」
夫婦に声をかけ家を出る。
次の行き先についた。
「ココなの?」
井萌が聞いてくる。
「ああそうだ。数週間前きたもんでな。」
そう。近況報告のために来ていた。チャイムを押すとすぐにつながる。
『はーい』
「沖田だ。事件の事で協力してもらいたいんだが」
『ふーん。ちょっと待ってーすぐ行く』
「ありがとーございまーす」
『あ、十分待って』
「はい?まあわかった。」
僕はこの会話に違和感を覚えた。
「ねえ、おかしくない?」
「ああ、おかしい。」
そう。おかしい点が3つあるのだ。
「まず、声が変わって聞こえた。いつもはもうちょっと低い。次に事件のことでといった時にふーん。といったことだ。普段だったらすぐに了承してくれる。最後に十分後といったことだ。あいつは部屋がどんなに汚くても気にしない。たたまれていない洗濯物があっても家にいれるほどに。」
「だよね。突撃する?」
「しよう。もし、何もなかったらガラス代くらい払おう。」
「了解。」
井萌が真面目モードに入る。窓ガラスの前に立ち、警棒を取り出す。
警棒で窓ガラスを割って家のなかにはいる。すると、たたかれて倒れているこの家に住んでいる住人と数時間前にあった人がいた。
「何をしているんですか?鈴葉さんのお母さん。」
そこにはバンドをしている僕らの友達を金属バットで叩いているこの事件の被害者の親だった。井萌がすぐに走り出す。すると、鈴葉さんの親は金属バットを振り上げる。やるしかないか。警棒を持って、僕も突撃し、鈴葉さんの親の足を叩き、突きを3発入れる。鈴葉さんの親が少し後ろに吹き飛ぶがすかさず近づき、手錠をはめる。井萌のほうを見ると、バンドをしている友達も無事なようで、立つことができている。
「井萌。警察を呼んでくれ。」
「了解。」
「山末も大丈夫そうだ。」
「えっ?心配するとかないわけ?」
「お前はもう何回も同じような目にあってるだろ。」
「まあねー」
そう。何度か事件の解決を手伝ってもらって、同じようなことになっていたのだ。良くはないが。
コメント
4件
山末…!!山末に何を…!!!🔥 犯人許さん!!!(⌐■-■) 何か…見るの2度目だから初見私何て思ったか忘れた…😶((
橘靖竜
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