はやくルシファー様に知らせなければ…!
「ルシファー様!お目覚め下さい!」
今、私の目の前にいる黄金色に光る髪とどこまでも深く見惚れてしまうほど美しい瞳をお持ちの方ルシファー様だ。
「なんだ…ゼフォンそんなに息を荒くして。」
「人間と天使が手を組んで我々、堕天軍を撃とうとしています。」
「…そうか、今すぐ四天王を集めろ」
「かしこまりました!」
扉をいきよいよく閉めゼフォンは走って出ていった。
「…面白いことになってきたようだな」小さくルシファーは笑った。
「全員来ていたか」
「面白そうなことになったよね〜…♪俺ワクワクしてきたよ」子供のようにはしゃぐカエサル
「笑い事ではありません」真剣な顔をしているゼフォン
「どうして天使が人間なんかと…?」不思議そうにしているスルガト
「僕は早くそんなこと終わらして書物を嗜みたいのだけれどね」不満そうなベルゼブブ
この四人が四天王だ。
「お前たちに集まってもらったのはほかでもない、天使と人間たちが我々のことを悪と認識するなら我々は奴らをどんな手を使ってでも潰そうじゃないか」
「ははっ!さっすがルシファー話が早いね♪」
「さすがですルシファー様!」
「やるしかないね…!!」
「仕方ないですね、このベルゼブブルシファー様のために頑張りましょう」
さあ行こう、世界を悪に染める戦いへ。
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