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side.りょ
三人ともお風呂に入った後、付け替えたふわふわのシーツで一緒に寝た。
2人の規則正しい呼吸音と心臓の音に安心して、僕も眠りに落ちて行った。
朝。
今日は特に何もないから、家でダラダラする予定。
こういう何でもない日を、大切にしたいなあと思った。
藤澤「おはよぉ!勝手にご飯作っちゃた…!」
大森「おはよ。んへ…いー匂い…」
藤澤「んふふ…顔洗っておいでー?」
大森「ん”ー…」
藤澤「若井遅いなあ…」
元貴は朝が弱くて、体調もあまり良くない。
珍しく寝癖がついてて、ふわふわと眠たそうに椅子に座った。
若井はいつも早いのに今日は降りてこない。やっぱり昨日無理させちゃったかな。
ご飯をささっと食べて、寝室に向かう。
藤澤「若井~?」
大森「起きてる…?」
若井「ん、おはよ」
藤澤「昨日無理させちゃってごめんね。体しんどいでしょ」
若井「まあね。でもヨかったからいい…」
大森「ご飯食べる?」
若井「ちょっとでいいや…」
若井はベッドの上で少しだけご飯を食べた。
どうやら動けなさそうなので今日は寝室でのんびりしよう。
ダラダラしゃべったり、元貴の歌を聞いちゃったり…
案外こういうのも楽しい。まあ2人といれば何でも楽しいんだけどね。
大森「ねーゲームしよ!」
藤澤「いいねいいね!協力するやつがいい!」
若井「よし、これしよ」
三人でゲームはよくやるんだけど、協力ゲームは久々。
まあ僕らは協力の塊、もはや1人見たいな感じだから余裕だけどね。
大森「ねえ涼ちゃん!そっち危ないよ!」
藤澤「え”?うわ”っなんかやられてるんだけど!」
若井「だからそっちじゃないって!」
大森「涼ちゃん爆弾投げて!」
藤澤「おっけー!ん?うわ⁈敵だ!」
若井「涼ちゃんそれ俺!!」
大森「あ”あ”ー!若井死んだじゃん!!笑笑笑笑」
藤澤「若井だったの⁈ごめんってえ!」
若井「まさか涼ちゃんに殺されるとは思わなかった…笑」
お昼ごろ、ゲームで遊び終わってまた雑談。2人といると話が尽きないなあと思う。
ん?そういえば若井の口数が減っていってる。
元貴も気づいたみたいで、心配そうに様子をうかがってる。
藤澤「若井、しんどい?」
若井「へ、?いや、全然平気よ」
大森「嘘。どっか痛い?」
若井「あーいや…全然元気…ぅ…」
若井が小さく呻いてお腹を押さえた。
丸くなって、そのままベッドに沈みこんだ。
3人でゲームをしてるのが大好きです。
もっとやってくれ。
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