翌日、
朝だー、
学校休みたい、、
ピコン
莉子だ!
『え、』
莉子から来たメールの内容は、
「ごめん!昨日できた友達と行くのとになった、」
なんで~!
いいや、私歩くの速いからゆっくり家出よ、
もう一回寝ようかな、
、、、
ふぁー、眠い、
!?ヤバい、寝すぎた!
急がなきゃ!
『わぁ!!』
家を出ると、玄関の前に人がいた。
「おはよ~、〇〇」
『なんでいるの!?』
「莉子ちゃん?って子とインスタで繋がって、」
『、、、?』
「今日の朝、〇〇と登校してって頼まれて、」
『、、はい?』
「だから、、」
『とりあえず、遅刻しちゃうから行こ!』
「あ、うん!」
莉子、なに勝手に仲良くなってんの!
わざと、二人にさせたでしょ!
二人で全力疾走した結果、ギリギリ間に合った。
が、女子たちからの視線がめちゃ怖い、
ホームルームが終わって、次は係決めだ。
チャイムがなり、退屈な時間が流れるだけ、
私は、無難な理科の係となった。
それから、いろんな授業が終わり、お昼の時間になった。
やっぱ勉強は楽しくないな。
莉子と食べ、、あ、
莉子はきっと、友達と食べるんだ。
そして、私は屋上に行った。
なんか寂しい、、
私も莉子みたいに友達作れたらいいな、
私なんかには無理か、笑
ガチャ
え、誰?
先生?怒られるとか!?
「〇〇~、一緒に食お~」
渡辺くんだった。
先生じゃなくて良かった、
てか、なんで?
『なんで私なの?』
「仲良くしたいから、」
『、、、』
仲良くするって何?
莉子しか友達がいない私には、わからないよ、
きっと、渡辺くんからみて、私は可哀想な人なんだよ、
だから私に構おうとするんだよ、
『渡辺くん、仲良くなるって何?』
「え?仲良くなるっていうのは、、」
『同情するのと仲良くするって違うよね、』
「ん?どういうこと?」
『私が一人で可哀想だから、来るんでしょ?』
「、、、」
『それだったら、もう構わないでいいよ、』
どうせまた一人になるなら、
初めから、こうするべきなんだ。
「待って、俺は本気で〇〇と仲良くしたい!」
『、、え?』
「別に可哀想とか思ってないよ?」
『、、、』
「ほら!お弁当食べよ!」
なんか、信じていいのかな、
それから、渡辺くんとお昼ご飯を食べて、
教室に戻った。
コメント
1件
莉子ちゃんナイス!!