好きな子だなんて許さない！

凛にすきなやつができたらしい。

父さんからきいた

いつも思ったこと、あったこととかを1番さいしょに教えてくれるのに。

ていうかすきなやつってだれだよおれよりすきなのかよいっつもかっこいいとか大すきとか言ってくるのにおれよりもかっこよくてサッカー上手いやつなんていないだろ

そんなどこの馬のほねかもわかんないやつ凛にはふさわしくない

そもそも…

「にいちゃん！」

…

｢にいちゃん？｣

「ん、なんだ？」

｢あのね！~~｣

ああ、かわいい

こんなかわいくてゆうかいされねぇのかな。。

おれがまもるに決まってんだろあほか

凛のすきなやつってだれなんだろ

｢~~でね！｣

「凛」

｢なに？｣

｢すきなやつができたらしいな｣

｢ぅえ｣

｢どこのどいつだ？｣

「なんですきなひとできたのしってるの、？」

｢父さんからきいた｣

｢~~~~｣

｢で、だれなんだ｣

｢にいちゃんにはいえない！ないしょ！｣

は、、

｢りん、おねがい、教えて？｣

｢ぁう…ぃ、いえない！｣

｢りんおかあさんとおかいものしてくる！！｣

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

いつもなら教えてくれるのに、？

そんなにすきなのかよ、

おれよりも、？

りんside

りんは、すきなひとができました。

とてもかっこよくて、さっかーがじょうずで、

とってもやさしいの！

おとうさんにね、いったんだけど

｢えぇ？！凛好きな人が出来たのか？！｣

｢しー！おとうさんこえおっきぃ、、｣

｢あぁ、すまんすまん、｣

｢で、どんな子？お名前は？｣

｢あのね、とってもかっこよくてね、さっかーがじょうずで、とってもやさしいひと！｣

｢ん？それって、冴のことか？｣

｢なんでわかったのー？！おとうさんえすぱー？！｣

｢おとうさんは凄いからな！｣

おとうさんはえすぱーだったみたい。

ひとのこころがよめるやつ！すごい！

｢りんもえすぱーなれる？！｣

｢おっきくなったらなれるかもなぁ｣

｢しゅぎょうとかするの？？｣

｢そうだなぁ、…｣

…

｢にいちゃん！｣

あれ、きこえなかったかな

｢にいちゃん？｣

｢ん、なんだ？｣

｢あのね！おとうさんえすぱーだったの！りんもえすぱーなりたい！なれるかな？｣

｢なれるなれる。凛はにいちゃんの弟だからな｣

｢たくさんしゅぎょうしてがんばる！｣

｢おぅ、がんばれ｣

｢あとね！…｣

｢凛｣

｢なに？｣

｢すきなやつができたらしいな｣

｢ぅえ｣

｢どこのどいつだ？｣

｢なんですきなひとできたのしってるの、？｣

もしかして、にいちゃんもえすぱー、？

｢父さんからきいた｣

｢~~~~｣

おとうさんのばか！

なんでいっちゃうの、

ばかばか！

｢で、だれなんだ｣

｢にいちゃんにはいえない！ないしょ！｣

｢りん、おねがい、教えて？｣

ぅ、、どうしよぅ。。

おしえなきゃいけないのかな、

でもはずかしぃよ、ぅ〜〜、、

｢ぁう…ぃ、いえない！｣

｢りんおかあさんとおかいものしてくる！｣

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

ぅぅ〜。。

ちょっとつよくいっちゃったかな、

にいちゃんかなしいかなしいかな、

あやまる？

でも、あやまったらまたにいちゃんにすきなひときかれちゃうかも、

どうしよう、、、

あやまんなかったらにいちゃんにきらわれちゃうかもしれない、

にいちゃんにきらわれちゃうなんてやだぁ、

｢ぅ、ひぐっ…｣

｢凛？！どうしたの？｣

｢ぉかあさん…りんね、りんねぇ…｣

｢にいちゃんにきらわれちゃったかもぉ｣

｢ぐすっ…うぇぇん…｣

｢えぇ？！冴になにかいじわるしちゃったの？｣

｢ぅあぁぁん…ひぐっ…｣

｢あらら…ﾖｼﾖｼ｣