TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「ふーん、太宰にしては綺麗だね。」


「偏見、、、」


「んで?包帯は?」


「もういいですって、自分で出来ます。」


「僕がやりたいって言ったんだから別にいいじゃん!お前も傷見なくて済むし、」


「……、しょうがないですね。もう好きにしてください、」


「でさ、結局包帯はどこ、」


「ここですよ。」


「流石包帯無駄遣い装置だね。」


「それ絶対褒めてませんよね」


「褒めてる褒めてる(適当)」


「ほら、脱げ。」


「……(躊躇い)」


「そんなやらしい意味じゃないけど??包帯を巻ける程度に脱げ。」


「分かってますよ、」



あーもう、どうしてこんなことに、



「包帯、取りますよ。覚悟してください。」


「お前はどこかに視線そらせ。」



スルスル



「……、太宰、何があったんだこれ。」


「覚えてないんですよ、怪我した時の記憶だけすっぽり、」


「僕はわかるけど、言わない方がいい?」


「、今は知りたくないです、知りたい時に。」


「分かったよ。」




「よし、終わった!」


「やっと終わりましたね、、、」


「じゃあ帰るかぁ、」


「待ってください。」


「何??」


「乱歩さんは、これからも、ずっと生きますよね。」


「まぁ、ね。」


「私が死ぬまで、離れないですよね。」


「何言ってるの、太宰はこれからも生きるんじゃん。それとも、過去のこと?」


忘れているはずなのに、何故こんなに悲しい気持ちになるんだろう。

本当に、私は過去のあの記憶を忘れているのだろうか?

もし、思い出したくなくて無理にもその記憶を消そうとしているなら……



「あ、れ……どうして、私は……。」


「もう、なんで溜め込んだまま放っておくんだ。馬鹿。泣くな。それだけ悲しくなるぞ。」


「うぅ……。」


「はぁ、もう、ほんと馬鹿なやつ。」



僕はずっと側にいるのにさ。

そんなに辛いなら話せる人に話せばいいのにさ。



(こいつにとっては、どうしても出来ない事なんだろうな。)



自分が本当に辛いと思っていることを他に話すことなんて、

太宰にとっては容易ではないことだったんだ。













腐向けに見えたらすみません。

包帯の下は傷だらけ。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

37

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚