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「ふーん、太宰にしては綺麗だね。」
「偏見、、、」
「んで?包帯は?」
「もういいですって、自分で出来ます。」
「僕がやりたいって言ったんだから別にいいじゃん!お前も傷見なくて済むし、」
「……、しょうがないですね。もう好きにしてください、」
「でさ、結局包帯はどこ、」
「ここですよ。」
「流石包帯無駄遣い装置だね。」
「それ絶対褒めてませんよね」
「褒めてる褒めてる(適当)」
「ほら、脱げ。」
「……(躊躇い)」
「そんなやらしい意味じゃないけど??包帯を巻ける程度に脱げ。」
「分かってますよ、」
あーもう、どうしてこんなことに、
「包帯、取りますよ。覚悟してください。」
「お前はどこかに視線そらせ。」
スルスル
「……、太宰、何があったんだこれ。」
「覚えてないんですよ、怪我した時の記憶だけすっぽり、」
「僕はわかるけど、言わない方がいい?」
「、今は知りたくないです、知りたい時に。」
「分かったよ。」
「よし、終わった!」
「やっと終わりましたね、、、」
「じゃあ帰るかぁ、」
「待ってください。」
「何??」
「乱歩さんは、これからも、ずっと生きますよね。」
「まぁ、ね。」
「私が死ぬまで、離れないですよね。」
「何言ってるの、太宰はこれからも生きるんじゃん。それとも、過去のこと?」
忘れているはずなのに、何故こんなに悲しい気持ちになるんだろう。
本当に、私は過去のあの記憶を忘れているのだろうか?
もし、思い出したくなくて無理にもその記憶を消そうとしているなら……
「あ、れ……どうして、私は……。」
「もう、なんで溜め込んだまま放っておくんだ。馬鹿。泣くな。それだけ悲しくなるぞ。」
「うぅ……。」
「はぁ、もう、ほんと馬鹿なやつ。」
僕はずっと側にいるのにさ。
そんなに辛いなら話せる人に話せばいいのにさ。
(こいつにとっては、どうしても出来ない事なんだろうな。)
自分が本当に辛いと思っていることを他に話すことなんて、
太宰にとっては容易ではないことだったんだ。
腐向けに見えたらすみません。