莉生Part2 ドッグトレーナー部廃部で、クラスで俺はいじめの対象となった。そしてこのいじめはいくつかの部類に分けられていた。クラスの元気のいい子は無視や陰口、机の落書きなどを。あまり自主性がない子は元気のいい子に使われて、筆箱を捨てたり、体操服を隠したりする。毎朝、教室へ入ると、うわあ~来たのかよ。最悪。あいつ、キモすぎ。と、囁かれる。もう限界、そう思ったのはクラス担任の言葉だった。普通にいじめられてます。と言ったら嘘を付くな、キモい。学校くんな。そう言われた。絶望したね、もう無理だ、俺は誰からも必要とされてない。大人も子供も誰も信用できないっ!
次留Part2 あいつ、七森を笑かすため、必死にお笑い番組や、お笑い芸人のYouTubeを見まくった。七森ってそいや何が好きなんやろ。ふと思った。あいつについて知ってそうな友達に、LINEしてみた。が、誰もよくわかんねぇみたいな返答だった。七森について俺は知ろうとしたっけ。今してる。今してた。そんなのただの言い訳でしかない。七森を笑かす?何もあいつを知らない俺が?無理やんって一瞬思った。あいつの脱力感は誰にも興味を持たれないことからなのかもしれん。ちょっとまて、お笑い芸人ってさ見ず知らずの人笑かしてんじゃん。じゃあぜってー七森も笑かせる。行けるって次留!
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