テラーノベル
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言われた通りにするうちに呼吸が整う。
そして再び彼の指が蠢き始めた。
今度は二本が挿入され、内側の壁を擦りあげる。
「んぁ……っ!」
「痛かったら、言ってくれ」
「い……痛くはないです…けど…っ」
本当は圧迫感があった。
だけど言葉にしたら彼が止まってしまう気がして嘘をついた。
しかし彼にはお見通しだったらしい。
「我慢するなと言っただろ」
低い声が耳朶を打つ。
同時に中指と人差し指がGスポットと呼ばれる場所を探り当てた。
「ひゃっ……!?」
突然の痺れる感覚に嬌声が漏れる。
そのまま断続的に同じ箇所を押し潰されて意識が飛びそうになる。
「初めてなのにこんなに濡らして……君は本当に…」
「だ…ダメぇ……言わないでくださいぃ……っ!」
泣きそうな声で訴える私を見て彼は満足げに微笑む。
「可愛いな…メリッサ」
その一言がトリガーとなり絶頂が訪れてしまった。
太腿が小刻みに震え膣内が収縮する感覚とともに思考回路がショートする。
「あ……」
まだ余韻に浸る私を見下ろすシュタルク様の眼差しは、獲物を仕留めた狼のように鋭い。
しかし次の瞬間、彼は優しく髪を撫でてくれた。
「よく頑張ったな。もう少しだけ……いいか?」
その言葉には強い意志が込められている。拒めるはずもなかった。
「はい…最後まで、シたいです……」
頬を染めながら答える私を見て彼はほっとした表情を見せた後、ゆっくりとズボンを脱ぎ捨てる。
眼前に現れた巨大な質量に息を呑んだ。想像以上の迫力に自然と身が竦む。
「怖いか?」
「ちょっとだけ……でも大丈夫です」
無理やり笑顔を作る。本当は恐ろしかったけれど……
「無理はするな。少し休憩してもいい」
「いえ……早くシュタルク様とひとつになりたいんです」
率直な思いを伝えると彼の喉仏が上下するのが見えた。
そしてゆっくりと両脚を開かれる。恥ずかしさに顔を覆う手を優しく剥がされた。
「…なら、全て見せてくれ」
彼の声には有無を言わさぬ威厳があった。
入口にあてがわれる感触だけで身構えてしまう私。
「力を抜け。ゆっくり……息を吐いて」
言われる通りにすると微かに侵入が始まった。
「んっ……!」
焼けるような痛みが走り目尻から涙が零れる。
シュタルク様は即座に動きを止めた。
「辛いな。大丈夫か?」
「は……い…続けてください……」
歯を食いしばりながら答える。ここで止められたら逆に辛い。
「……わかった」
彼は再び腰を進め始めた。ズブズブと埋まっていく度に新しい快感が走る。
「……っ」
「もう少しだけ……あと少しだけ……頑張ってくれ」
懇願するような声に勇気づけられて奥歯を噛み締めた刹那───
一際大きい波が来た。
「……あぁっ! ♡♡ 」
貫かれた衝撃と共に天井を見上げるしかなくなった。
しばらく二人とも動かず呼吸だけを繰り返す。
「全部……入ったぞ」
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